Shadow Raito Story 〜影と光の物語〜

#21 ページ21

……カランカラン

？「…こんばんは〜……」

誰だろう？こんな時間に……
世の中はもうみんな眠ってる時間
のはずなのに…

しばらくして、ハヤテが客をつれて
戻ってくる。

ハヤ「…シフォン〜？お客さんだよ！」
シフ「…私に？」

？「…シフォン？」

誰かが廊下の角から顔をだす。
シフォンがあっと息を飲む

シフ「……フェリシア？」
フェ「…うん……シフォン…だよね？」

よく見ると2人とも泣いている。

……え〜っと、これはあれなのか？
○年ぶりの再会とかいうやつか？

ハヤテも訳が分からないらしく、
口が開いたままになっている。

とりあえず……私達は……
どうしよう……


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

シフ「すいません。急に泣いたりして…」
私「…いや、それはいいんだけど……」
ハヤ「…その子は？」
シフ「あ、そうでしたね。
この方はフェリシアです。」
フェ「フェリシアです。よろしく！」
私「うん！私はA！」
ハヤ「僕はハヤテ！」
フェ「うん、Aに、ハヤテね！
よろしく！」
シフ「…フェリシアとは、幼馴染なんです。
昔からよく一緒に遊んだりして。
それで……」
ハヤ「…そういうことか……」
私「なるほど……やっと話が見えた…」
シフ「…で？フェリシア？わざわざ
面倒くさがりのあなたがうちに
くるってことは……？」
フェ「…う…さすがだね。シフォン！
正解だよ！実はね…例の事件について
なんだけど……」

それを聞いた瞬間、
ハヤテとシフォンの目が真剣になる。

……あれ？なんかこんな展開、
さっきもあったような……？
まぁ、いっか。うん。
きっと気のせいだな……

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