短編3 ページ33
太宰さんは強い_______
どうしたら僕はあの御方に追いつくのだろうか
深夜の裏倉庫に一人血を吐く少年がいた。
そんな少年に語りかけるように、
『それは単純な事だ。』
芥川「Aさんっ?!い、何時ここに?」
『今日は此処に誰かいるかと思って足を運んできたのさ』
芥川「済みません、お見苦しい姿を見せてしまって」
『いや、寧ろ良かったぞ?』
マフィアの色といえばこの人
Aさん…
太宰さんとも交際してるらしく、僕にとっては微笑ましい
年齢などは非公開らしいが、大人っぽくて綺麗という言葉がお似合いだ
芥川「Aさん、あの、さっきの意味はどういう?」
『芥川は治にどうしたら追いつけるか?っていう単純な質問だろ?』
彼女のオーラに息を飲み込む、美しい。
芥川「はい、僕、太宰さんを追いかけて。追いかけてここまで特訓してきたのに…」
『特訓など少々やればなんとかなる。が、相手は治だ、さてどうするか?』
Aの質問に考え込んでしまう、
Aが言う事はいつも正論だ。間違えてる事なんて無い。増しては自分でもミスなど許されないとか?
『それは才能の差だろ?私は芥川のような努力は少ししただけで、他はほぼ才能だ。しかし努力家は現在力が発揮できなくとも将来…約4年後くらいか?まぁそのくらいになれば孰れすごく偉大な力がお前を守る。』
神秘的なAに心が撃たれそうだった
芥川「ならばその4年、僕は努力するべき…ですよね」
『まぁ耐え続けるのが一番の苦痛だが』
Aは苦笑いしてクスクスと笑う
芥川も連れ笑いされた
芥川「僕もAさんみたいな誇り高く生きれるような人になります」
『私がか?誇り高く、か。そのような言葉は有難い。つくづく芥川が将来強くなってまた一緒に共に仲間として戦える事を望もう』
Aさんは越せないなんて初めて会った時から分かっている。
この人は最強幹部などと言われているし、太宰さん以上に強い
でも僕は…
本気でこの人を越すために
太宰さんを追いかける
・
太宰「A…芥川君にそんな甘い言葉かけてどうするのさ」
『ん?励ましてくれって言ったのはどこの誰だ?』
太宰「はーいはい、でもAはいつも部下を甘やかす。ソレ、悪い癖だよー」
『なら明日から治に冷たくするってのはどうだ?』
太宰「あ、ごめんなさい」
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蝶魔 - kさん» ありがとうございます!!泣 そうですね、声優に関わるお仕事につかせて頂きたいです!! (2018年7月16日 23時) (レス) id: 0998e0ee79 (このIDを非表示/違反報告)
k - すごいですね!宮野真守さんや上村祐翔さんが所属している事務所に一次審査受かるなんて!将来は声優ですかね? (2018年7月10日 23時) (レス) id: dcce13503a (このIDを非表示/違反報告)
蝶魔(プロフ) - aki2000aliceさん» わあああ泣ありがとうございます!! (2018年3月24日 22時) (レス) id: d343a3be2d (このIDを非表示/違反報告)
aki2000alice(プロフ) - すごくおもしろかったです!続編読みたいです! (2018年3月19日 18時) (レス) id: 57e7eabe57 (このIDを非表示/違反報告)
蝶魔(プロフ) - 神楽さん» ありがとうございます!!泣、続編書こうか悩んでて。でもとても嬉しいです!! (2017年12月9日 13時) (レス) id: d343a3be2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蝶魔 x他1人 | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/u.php/novel/25d3d3f54f2/?w=1
作成日時:2017年8月8日 10時