【黒の時代】最年少幹部の愛し方【太宰治】

短編2(キュン死注意) ページ32

ふぅと彼はため息をつき

彼女の手を握り、目を合わせる


なんとか家に返そうとしたが、びーびーAが煩いので近くのホテルに泊めた






『精神的に苦痛』


太宰｢私も精神崩壊にしんどい｣


しんどいのはこっちだっつーの。とイライラしたがらベットにダイブして寝ようとする



太宰｢寝ないでよ、これからだから｣

『不倫。』

太宰｢えぇ？まだ結婚していないのに？｣

『これから…結婚する』



太宰は目を丸くした

彼女からこんな言葉を発するのは大抵無い


太宰｢え？え？A、Aさん｣


ツンツンと彼女をさす


『機嫌が直るまで』


すると彼女はぎゅっと彼をひっぱり


『ん。』


深く口付けする





太宰｢A？｣


今彼の上に乗り、首に腕を回しているのる状態なのである





『16だから…』


太宰｢まぁいけるっちゃいけるね｣




でも、この二人が結婚したとなれば

マフィアが全員目を潰すだろう

とくに中也は


太宰｢にしても、Aさっき深酒した？｣

そんな言葉にAは


『深酒してない！姉さんに…』


こりゃ深酒だな。うん。

キスした時にかなりきついお酒の味がした




太宰｢深酒してるA可愛い｣


『深酒してなッい！！』


太宰｢嘘つき｣



なるほどな、

Aは酔っている状態で此処に来たのか


今もAは必死に抵抗してる。

すっごく可愛くてどうしようもない


『ッ！！』


すらっと胸元がみえ、蝶に跡をつける



太宰｢綺麗につけた｣

太宰はニコニコしてAの唇をなぞる


太宰｢ねぇ、機嫌直るまでなんだよね？ならいいかな？｣

『どうせやるんでしょ！！』


Aの可愛さと綺麗さは世界で一番だと誰しも思うだろう


そんなAを手に入れられただけで幸せなのに…









太宰｢じゃあ遠慮なく｣

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