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◇16 ページ20
滅多にない整備委員会の仕事があって、久しぶりに放課後長く残る。
年季の入った校舎だから、塗装が剥げていて汚い。
数ヶ月後に控える文化祭のための悪あがきに、上からペンキ塗りをしなくてはならなかった。
殆どのクラスが、男女揃ってペンキ塗りをしている中、わたしのクラスの男子だけばっくれて帰りやがった。
だからわたしだけで作業しなくてはならなくて、だいぶ遅れている。
「先輩、手伝いましょうか?」
救世主が現れたのは、完全下校まで残り一時間半を切ったとき。
「本当に?あとちょっとなの!上の方が届かなくて…」
目を向けると、見たことない男の子が立っていた。
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作者名:v_no | 作成日時:2018年8月25日 21時