カラフルなピーチの彼らの短編集

慰められてみた◆ ページ19

『…ッ…うぅ…』





じゃぱぱさん
｢…大丈夫かい？なんかあったの？
　 言えるんだったら、俺に話してみて。｣
貴方が一人で静かに泣いていると何時からいたのか分かりませんが彼が後ろにいました。
それで彼は貴方に優しげに問いかけますね。泣いてる訳を言っても言わなくても
｢頑張ったね。｣って彼は言ってくれるので、貴方は更に泣いてしまいますね。



たっつんさん
｢…すまん。俺には、これしか出来へんけど………
　 少しでもええから、話してみぃ？俺が力になったるから。｣
彼は、体育座りの貴方と目線を合わせるため、屈んで先程の事を言いますね。
そして、貴方の髪をわしゃわしゃと少し荒く撫でます。それでも、彼のその撫で方に
優しさと心強さを感じて、貴方は、また涙ぐんでしまいますね。



ゆあんさん
｢…………………………｣
彼は、特に何も言いませんが、貴方をギュッと優しく抱き締めてくれます。どうやら、彼は
こういう時、どういう言葉を掛ければいいのか分からなかったようです。
それでも、貴方は彼のさりげない優しさと温かさで、安心して涙が出てきます。
それに、貴方の気が済むまで、彼はずっと抱き締めてくれますよ。



なおきりさん
｢僕に出来る事があれば言ってください。遠慮は、いりませんよ。
　 なんで？って………そりゃ、僕だってAの力になりたいんですから。｣
貴方は彼にずっと泣いてる事を隠していましたが、どうやら彼にはバレバレだったようで…
彼は、そう言いながら貴方の涙を拭ってくれます。そして、貴方が落ち着いたら
彼は貴方の額に優しくキスを落としますね。



うりさん
｢…泣くなよ。泣いたら、せっかくの可愛い顔が台無しになるだろ…
　 …でも、今だけ。今だけは、いっぱい泣いとけ。そしたら、少しはスッキリするだろ？｣
少し不器用な彼ですが、その表情と言い方は表現出来ない程の優しさと哀愁を帯びています。
貴方が苦しんだり哀しんだりすると、彼も苦しんだり哀しんだりします。
それぐらい貴方が大切だからこそ、貴方が辛い時は沢山慰めてくれますよ。



どぬくさん
｢…これでも食べて、元気出そう？溜め込み過ぎは良くない。
　 たまには休憩しよ、今は俺もいるでしょ。好きなだけ泣いてもいいんだよ。｣
貴方が一人で涙を堪えていると何処からともなく、彼が貴方の目の前に来て
そして貴方の大好物をくれます。彼が最後の言葉を言った瞬間
貴方は歯止めが効かなくなったのか、泣きじゃくってしまいます。

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