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結果発表 〜3〜 ページ14

その後もひっきりなしに、ジェイド推し、フロイド推し、A推し、セナ推しのファンたちが詰めかけ、写真やら握手やらどこぞの有名人のように追われてしまった。
ハーツラビュル寮の四人も同じ様な境遇だった。
最終的にはラスボス登場までお願いされる羽目になった。
アズールは今後の営業の為と、快く対応した。

『間もなく投票を締め切ります』

司会者のアナウンスが聞こえてきた。

『エントリーしたチームの皆さんは舞台前に集合してください』

アナウンスを聞き、ファンたちも少しずつ散っていく。

「いよいよですね」

「はい…」

「やっべー…。緊張してきたッスよー…」

「緊張したって意味ねーじゃん。もう投票終わってんだからさー」

「四人とも、僕はリドルさんと舞台の前の方で見守っています」

アズールが四人に声をかける。

「分かりました。では皆さん、行きましょう」

四人は舞台前へ向かった。




「よっ!お疲れさんっ」

舞台前には既にトレイたちがいた。

「トレイさんたち、お疲れ様でした」

「色々あってお前たちのチーム大変だったそうだな」

「トレイさんのチームも、妨害されたと聞きました。エースさん、大丈夫でしたか?」

ジェイドがエースを心配した。

「オレは大丈夫です。ジェイド先輩こそ、腕に怪我したと聞きましたよ。大丈夫なんですか?」

「ご心配ありがとうございます。大した傷ではありませんよ」

Aも緊張してきて会話に入れないでいた。




『集計結果がでました。いよいよ、結果発表ですっ!』

舞台前でしばらく待機していると、ついに司会者からアナウンスが入った。

『各チームの皆さんは舞台上へ移動お願いします』

各チームはブースの並び順に舞台へ上がっていく。
オクタヴィネル寮とハーツラビュル寮は隣同士だ。
Aも気持ちが落ち着かない。
すると、横にひょこっとデュースが来た。

「どっちのチームも、凄い人気だったな」

デュースがニコニコして声を掛けてくれた。

「うん。本当に、どっちかのチームが優勝出来ると思う?全く知らないチームが優勝しちゃうかもしれないよ…」

「もしそうなったら、それはそれで僕は受け入れるよ。それでも今日までの努力はムダにはならなかったってね」

「みんな、凄いな…。私も…、デュースみたいに受け入れられるかな…」

「人それぞれなんだから、AはAの考え方で良いじゃないか」

デュースがAの肩を軽く叩いた。



会長が舞台へやって来た。

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魅樹(プロフ) - 五月雨さん» 五月雨様 ありがとうございます。いつも読んで頂いてとても嬉しいです。コメントを糧に、これからも書き続けていきます。引き続き読んで頂けたら嬉しいです。 (2023年2月12日 22時) (レス) id: e979216df4 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨(プロフ) - うわぁ こんな展開になるなんて…ほんと涙出てきちゃいました。相変わらず素敵な作品ですねぇ〜これからも体調に気をつけて頑張ってください!あと、夢小説を荒らすやつにも気をつけてくださいね (2023年2月12日 21時) (レス) @page40 id: 5406dac44d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:魅樹 | 作成日時:2023年2月8日 12時

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