仲よく ページ9
Aside
あ、お客様だ。どこの課かな?
んー、お年寄りだし...老衰課かな?
「お客様、今日はどのように亡くなられました...うわっ!」
後ろに思い切り引っ張られた。
ん?見たこと無い人だな、1週間はここにいるけど、この人は見たこと無い。どれだけ広いんだ、この役所は。
?「なに、お前ここの役員?
若いのに、可哀想やなぁ、でもここ俺の課やから俺に任し、お前、何の罪犯したん?」
若いのに、可哀想やなぁ?
あ、死んだから。
.
ん?罪?
「えっ...罪って、」
『河井さん、今すぐ会議室に来て下さい』
?「あ、呼ばれてもた...。君、この人よろしく」
「え、ちょ...」
アナウンスで呼ばれた、えーっと...河井さんだったかな。
私に、お客様を残して消えていった。
.
罪って何のことだろ。
あ、昴生さんだ。
聞いてみよっ!
「昴生さんっ!お仕事お疲れ様です!」
昴「あ、Aちゃん!」
「ちょっと、聞きたいことあるんですが...。あの、ここの役員って、何か、罪を犯した人がなるんですか?」
昴「っ?...ゲホッ、」
コーヒーを飲んでた昴生さんが吹き出した。
「あ、え...」
昴「そんなこと、誰が?」
「えっと、あの、河井さん?っていう人が」
昴「あー、嘘やよ、あの人すぐに嘘つくから...ビックリしたぁ。俺、仕事戻るから!」
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河井ゆずる
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作者名:ひはーい | 作成日時:2018年12月19日 21時