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初めまして-1- ページ7

河井side


「記憶が無い?」


俺が病院に着くと秋山さん以外のアギシュが集まっていた。秋山さんは熱が出てこられへんらしい。

A「嘘...おとん、おとん!」

「A...」


川「分からん、分からん...あなた方を知ってるような、でも...知らん。分かれへん....ごめんなさい。」

頭を下げる賢志郎。

なんやねん、これ。


A「私のこと、覚えてないん?」


川「うん、ごめんね」


山「っ...!」


ガシャン


山名が出て行った。


稲「ちょっと、様子見てきます」


と、病室の中には和牛と、A。
そして、俺。


水「ごめん、ほんまに...A。俺、俺...賢志郎に守って貰ったばっかりに、こんな、ことに...。」


申し訳なさそうに下を向く水田。

それを、きょとんとした顔で見つめる賢志郎。


川「僕は、この女の子と親子なんですか?」


敬語で喋りかけてくる。


A「っ、そ、そうやで!」


無理矢理笑顔をつくって話してる。あぁ、山名はこんなAを見てるのが辛かったから出てったんやな。


「け、賢志郎?」


川「なんですか?」


「...じゃなくて、」

川「?」

水「ん?」


「初めまして、川西さん。僕、河井ゆずるって言います。これから、仲良くして下さい。」



すると、ずっと困惑顔の賢志郎がとびっきりの笑顔で


川「よろしくお願いします!」


今日から俺達は、賢志郎に、初めて会ったていで接する。


賢志郎を困らせないために。

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ひはーい(プロフ) - 白夜さん» ありがとうございます!! (2019年5月12日 11時) (レス) id: 2c37e68fe2 (このIDを非表示/違反報告)
白夜(プロフ) - ひはーいさん» 完結おめでとうございます!!このお話、同じ中学生なのに私より上手くって内容がしっかりしててホント凄いと思いました!!本当にお疲れ様でした!! (2019年5月12日 11時) (レス) id: 4990bace53 (このIDを非表示/違反報告)
ひはーい(プロフ) - あやたかさん» いえいえ!ありがとうございます! (2019年5月1日 21時) (レス) id: 2c37e68fe2 (このIDを非表示/違反報告)
あやたか - 遅くなりましたが、完結おめでとうございます!!! (2019年5月1日 21時) (レス) id: b41f399045 (このIDを非表示/違反報告)
あやたか - 更新がんばって下さい!! (2019年4月27日 6時) (レス) id: b41f399045 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひはーい | 作成日時:2019年2月5日 21時

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