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十三話 ページ14

少し躊躇ったが電話に出ると

『あ、ろしょー先生??Aだよ!』

聞きなれた可愛らしい声が耳に入ってきた。

「Aちゃん!?どないしたん、てか、今何処におるんや?」

驚いた、まさかAちゃんから掛かってくるなんて。

「あのね、今とーきょーのよろずやさんに来てて
電話貸してもらってるの。』

「と、東京!?ほんまか!?」

1人で?いやいや、そんな訳あらへやよな。

『おじちゃんと一緒に来たの。それでね、簓お兄ちゃんに連絡した方がいいよって一郎お兄ちゃんに言われて掛けたんだけど全然繋がらなくて…ろしょー先生に掛けてみたの!』

「そ、そうやったんや。てか、よく俺の番号知ってたな」

『簓お兄ちゃんが3人の番号書いた紙持たせてくれてるの。もし何かあったら電話する様にって。』

簓の奴、わりとしっかりしてるんやな。←

「そ、そか。。そんな事より!簓が凄く心配してたで、早く連絡取らんと。今なら出るかも知れんぞ」

『あ、うん、、、』

心なしかAの声が少し小さくなったように思える。

「どなんした?」

『あのね、おじちゃんが本当のお兄ちゃんに会わせてくれるって言ってたの。簓お兄ちゃん怒るかな…?』

「え…?零は何処におるんや?」

『分かんない、どっか行っちゃった。」

あのボケっ!
小さい子ほって何処ほっつき歩いとんねん!

「そ、そか…。なぁAちゃん。不安だろうけど、簓にはAちゃんの気持ちちゃんと伝えた方がいいと俺は思うで。」

『うん…』

「大丈夫や、簓ならきっと分かってくれる。
アイツはきっとAちゃんが本当の兄貴の所に行ってしまうのが怖いんやろ。それだから話を避けようとしてるやないかな?……Aちゃんは簓と一緒にこれからも暮らしたいんか?それともお兄ちゃんと暮らしいたいんか?」

『……分かんない。でも、簓お兄ちゃんとは離れたくない』

「ならその気持ちを素直に伝えれば大丈夫や。」

『うん…ありがとう。じゃ、また電話してもいい?』

「おう、いつでも掛けておいで」


電話を切った後、簓にLINEをすると、直ぐに既読が付きこれから東京に迎えに行ってくる!と秒で返信が返ってきた。

これから!?

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雪乃(プロフ) - 続き待ってます (10月8日 23時) (レス) @page40 id: 3057047a96 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - 讃良さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます!コロナに負けずお互い頑張りましょう!!これからもよろしくお願いします! (2020年8月4日 1時) (レス) id: 2f0ef64b32 (このIDを非表示/違反報告)
讃良 - とても面白く、ずっと頬の筋肉が緩みっぱなしでした。続きをお待ちしております!体にだけは気をつけて…! (2020年8月2日 11時) (レス) id: 0970343196 (このIDを非表示/違反報告)
うさこ(プロフ) - ワロタwwさん» コメントありがとございます!のれからもよろしくお願いします!! (2020年7月21日 21時) (レス) id: 2f0ef64b32 (このIDを非表示/違反報告)
ワロタww - すごい展開にコメしたくて仕方なくなってしまったwwww初コメここに通ります。面白くて好きです(^-^) (2020年7月12日 22時) (レス) id: 1c977d7f9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うさこ | 作者ホームページ:http  
作成日時:2020年5月6日 22時

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