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「で?」
「今日は何にすんでィ」と。とある日曜日の昼下り、近所のスーパーへと繋がる道を辿りながらに総悟は私に問い掛けてきた。今日も今日とて冬の寒さが空気には満ちており、総悟も私もコートを身に付けていた。私は忘れずに鞄に入れておいた買うものをメモした紙を取り出しながらにふふん、と得意気に鼻を鳴らしては答える。
「今日はね、なんと!!カレーですっ!!」
「またかよ」
私の返答に総悟は呆れたように目を薄くさせて、「この間もカレーだっだろ」と。思い返してみればそうだったかもしれない。私は一瞬、うっ、と声を詰まらせてしまう。が。
「…何、なんか文句あるの」
文句あるなら別に食べなくてもいいですけどっ、と顔をむくれさせてはそう返してやった。そうだ、文句があるのなら食べなければいいだけの話だ。カレーが嫌なら勝手に作って食いやがれバカヤローということだ。そう言ってふん、と顔を背けてみれば、はいはい、と適当に流されてしまう。まったく気に食わない。
…私達は時々こうして、二人で夕飯の買い物に出掛けては晩ごはんを作って一緒に食べるのだ。みつば姉がまだ総悟の家に居たときは、みつば姉がご飯を作ってくれていたのだけれど、今は入院しているため総悟は一人で晩ごはんを済ませることになってしまう。それでは寂しいだろうと、私が勝手に押し掛けているのだった。
「……だってしょうがないじゃん。私カレーしかまともに作れないんだもん」
…まぁ、レパートリーは乏しいけれど。
ガックリと項垂れながらにそう言うと、確かにな、と総悟は言う。
「この間は煮物に砂糖入れすぎて殺人的なモン作ってたしな」
「蒸し返さないでくれない?」
まったく、そんな嫌なことばっか覚えてるんだから、と。でも、そんなこと言いながら、「勿体なねェだろ」と落ち込んで捨ててしまおうとした失敗作の煮物を、総悟は平らげてくれて。私はちょっとだけ泣きそうになったことがあった。
「…取り合えず、カレーは美味しく出来るもん」
「…知ってるよ」
何回も食ってるし、と。総悟はそう言って私の頭を少し乱暴にわしゃわしゃと、まるで飼っている犬でも撫でているかのように乱してきた。総悟がこうして私の頭を撫でてくるときは、私を元気付けようとしている時だと、私はソイツと一緒に過ごしてきた中で知っている。
「…いつもと同じ、チキンカレーで頼まァ」
「…まっかせなさいっ!!」
胸を張って、私はそう返した。
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あるの(プロフ) - 銀魂LOVE♪の神紫ダヨさん» コメントありがとうございます!そして返信遅れてしまいすみません!そうですよね、高杉さんはとても魅力的でカッコいいですからね!神威も沖田さんも迷ってしまいますよね(笑)今後の展開も見守ってくださると嬉しいです! (2018年4月23日 20時) (レス) id: 59996c7325 (このIDを非表示/違反報告)
ピピコ(プロフ) - インクさん» 返信遅れてしまいごめんなさい!沖田さんにとってはとても美味しいことになりましたね、はい、アニメ銀魂はいつ見ても面白いです…!!!すみません、初の合作ということで至らない点もあるかと思いますが、精一杯頑張っていきますのでよろしくお願いします(*^^*) (2018年4月23日 16時) (レス) id: f6c7f9fb7e (このIDを非表示/違反報告)
インク(プロフ) - …どうしよう、話がわからない…。 (2018年4月22日 22時) (レス) id: 2fb63eb0d6 (このIDを非表示/違反報告)
銀魂LOVE♪の神紫ダヨ - あぁいつ見ても晋助様はス・テ・キ♪あっ神威もステキ!かっこいい!(キスなら晋助様と、神威がいい..カナ!? (2018年4月6日 22時) (レス) id: 85fc3d6f11 (このIDを非表示/違反報告)
インク(プロフ) - 沖田の発言が裏目に...いや、沖田にとっては万々歳か...とりあえずアニメ銀魂見直したら面白かったんでまた見てきます (2018年4月6日 19時) (レス) id: 2fb63eb0d6 (このIDを非表示/違反報告)
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