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…幼馴染というのは、周りの人達も気付かないような、ほんのちょっとの変化にも気付けてしまうもので。私は、理由までは分からなくとも総悟の様子がおかしいことを肌で感じとり、「帰りたい」と申し出たソイツに乗っかるように、いつも通りの声のトーンで口を開いた。
「あっ、なら私も帰りたいっ!帰りに総悟に肉まん奢ってもらいたいし!」
私の突拍子もない言葉に、銀八先生も総悟も「えっ…」と声を漏らし、なんだか間抜けた顔を私に向けながらにその場で固まった。総悟も今は取り合えずいつもな感じに戻っており、ホッと少しだけ安堵の息をついた。
夕暮れ時の、茜色に染まった教室に響いたその二つの声がおかしくて、ついクスクスと笑ってしまい、そうして私は力なくぶら下がっている総悟の腕を取り、扉へと向かう。
「ほら、行こう!」
「え、は?」
「オイA、」
お前補修サボる気かよ、と。銀八先生は言う。それはそうなのだけれど、総悟を放ってはおけないし、第一そもそも補修なんて受けたくはない。
「ごめん銀八先生っ、明日はちゃんと受けるからっ!!」
「今日は見逃して!」と。そう言い残しては銀八先生の返事を待たずに「お、オイなんだよ」と少し狼狽えているような声を発する総悟の腕をぐいぐい引っ張り、教室から出ていった。
「……ったく…」
…教室に残された銀八先生が頭をボリボリと掻きながら「しょうがねぇ奴等だなァ」なんて独り言を呟いていることなんて知りもしないまま、私達はオレンジ色の廊下を駆けていった。
*
「ん〜、おいひ〜っ」
「…食ってから喋れよ」
冬に食べる肉まんほど、美味しいものはないと私は思う。肌を刺すような冷たい暴力的な冷気が漂う中、湯気が出るほどに温かい肉まんをはふはふしながら食べるのが、私にとっては至福の一時であった。それも総悟の奢りで。なんて素敵なのだろう。
「ねぇ、次はピザマンいく?」
「ふざけんな。つかどんだけ食べんだよ。太るぜィ」
「冬はちょっと肉がつく方が丁度いいんだよ……ってだれがデブ!?」
「デブとは言ってねェだろィ」
それは暗に言っているのではないのか、と。そう思いながらに総悟を睨み付けてやるも、ソイツは素知らぬ顔をする。畜生、次はピザマンを絶対に奢らせてやる、そう決める。どうせならコンビニの唐揚げも。
「……それで」
「…何だよ」
テクテクと住宅街を歩きながら、私は問い掛ける。
「…総悟、大丈夫なの?」
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あるの(プロフ) - 銀魂LOVE♪の神紫ダヨさん» コメントありがとうございます!そして返信遅れてしまいすみません!そうですよね、高杉さんはとても魅力的でカッコいいですからね!神威も沖田さんも迷ってしまいますよね(笑)今後の展開も見守ってくださると嬉しいです! (2018年4月23日 20時) (レス) id: 59996c7325 (このIDを非表示/違反報告)
ピピコ(プロフ) - インクさん» 返信遅れてしまいごめんなさい!沖田さんにとってはとても美味しいことになりましたね、はい、アニメ銀魂はいつ見ても面白いです…!!!すみません、初の合作ということで至らない点もあるかと思いますが、精一杯頑張っていきますのでよろしくお願いします(*^^*) (2018年4月23日 16時) (レス) id: f6c7f9fb7e (このIDを非表示/違反報告)
インク(プロフ) - …どうしよう、話がわからない…。 (2018年4月22日 22時) (レス) id: 2fb63eb0d6 (このIDを非表示/違反報告)
銀魂LOVE♪の神紫ダヨ - あぁいつ見ても晋助様はス・テ・キ♪あっ神威もステキ!かっこいい!(キスなら晋助様と、神威がいい..カナ!? (2018年4月6日 22時) (レス) id: 85fc3d6f11 (このIDを非表示/違反報告)
インク(プロフ) - 沖田の発言が裏目に...いや、沖田にとっては万々歳か...とりあえずアニメ銀魂見直したら面白かったんでまた見てきます (2018年4月6日 19時) (レス) id: 2fb63eb0d6 (このIDを非表示/違反報告)
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