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『あ゛!!オイコラ待てコノヤロー!!』
という銀八先生の声には聞こえなかったふりをして。私は逃げるように教室から撤退。宣言した通り保健室を目指していた。後ろを一応確認してみるも、どうやら銀八先生は追ってきてはいないようだ。これなら急ぐ必要もないかと私は階段を下りた辺りで走るのをやめて歩き始めた。本来、廊下は走っていいものではないのである。
まぁ、面倒くさがりな銀八先生のことだ。しつこく追うのはかったるかったのだろう。いつもならちゃんとしろよ教師と思うところだが、今ばかりはそんな性格が非常に助かった。無駄な労力を消費しないことは懸命だと私も思うし。
そんなことを思いながら、私は保健室までの道をのほほんと歩く。走って疲れてしまったし、少しくらいサボったっていいだろう。たまにはサボりも必要である。
保健室には月詠先生という女性の先生が基本待機している。きっと｢授業に出なくていいのか｣と真面目な先生は言うだろうけれど、多分許してくれるはずである。まぁ、一日中居るわけじゃないのだし。鼻唄混じりに廊下を進み、月詠先生が居るであろう保健室の扉の前に立ち止まる。
｢失礼しまーす！｣
コンコン、と扉をノックして、そう声をかけてから私はその扉をガラガラとスライドさせた。保健室を訪れる人というのは、怪我をしていたり体調が優れなかったりで声を落としているものだろうけれど、少なくとも私のその声は保健室を必要としている人の声ではなかった。完全にサボりに来た奴の声である。
…けれど。
｢…あれ？｣
保健室の扉を開けるとまず、月詠先生がいつも腰掛けている教員用の机が目に入る。けれどそこには月詠先生の姿がなくて。室内に足を踏み入れては｢先生ー？｣と呼び掛ける。けれど、少しハスキーな声は返っては来なかった。どうやら不在のようである。
仕方ないから勝手に休ませてもらおうと、私はツカツカと歩き、ベッドにまで近付く。カーテンは中途半端に開いていて、恐らくベッドも空いているだろうと、そう思っていた。
｢誰だ｣
…が、そんな低い声が聞こえてきて、私は少しビクリとしてしまう。人が居たらしい。不意打ちの声にビックリしてしまった。声を出さなかった私を誰か誉めてほしい。
｢え、えーと、桜庭Aです｣
反射的にそう答えながら、恐る恐るカーテンを開ける。すると。
｢…｣
…紫がかった綺麗な黒髪で、左目に眼帯をつけた、男の子がベッドに腰掛けていた。
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あるの(プロフ) - 銀魂LOVE♪の神紫ダヨさん» コメントありがとうございます！そして返信遅れてしまいすみません！そうですよね、高杉さんはとても魅力的でカッコいいですからね！神威も沖田さんも迷ってしまいますよね(笑)今後の展開も見守ってくださると嬉しいです！ (2018年4月23日 20時) (
レス) id: 59996c7325 (このIDを非表示/違反報告)
ピピコ(プロフ) - インクさん» 返信遅れてしまいごめんなさい！沖田さんにとってはとても美味しいことになりましたね、はい、アニメ銀魂はいつ見ても面白いです…!!!すみません、初の合作ということで至らない点もあるかと思いますが、精一杯頑張っていきますのでよろしくお願いします(*^^*) (2018年4月23日 16時) (レス) id: f6c7f9fb7e (このIDを非表示/違反報告)
インク(プロフ) - …どうしよう、話がわからない…。 (2018年4月22日 22時) (レス) id: 2fb63eb0d6 (このIDを非表示/違反報告)
銀魂LOVE♪の神紫ダヨ - あぁいつ見ても晋助様はス・テ・キ♪あっ神威もステキ！かっこいい！(キスなら晋助様と、神威がいい..カナ！？ (2018年4月6日 22時) (レス) id: 85fc3d6f11 (このIDを非表示/違反報告)
インク(プロフ) - 沖田の発言が裏目に...いや、沖田にとっては万々歳か...とりあえずアニメ銀魂見直したら面白かったんでまた見てきます (2018年4月6日 19時) (レス) id: 2fb63eb0d6 (このIDを非表示/違反報告)
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