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「あっ、そろそろ帰らなきゃ」
時計を見上げ、私は大きな溜め息を溢した。
既に午後8時。時折ふざけた会話を交わし、だらだらとだらけていること早数時間が経過した。まだ微かに部屋にカレーの匂いが充満しており、その美味しそうな香りが鼻孔を擽る。
皿洗いや後片付けを一通り終わらせた私は、総悟の隣に腰を掛け至福の一時を過ごしていた。何もせず、ただぼーっとだらける。こんなに幸せなことがあるのだろうか。
……だが、そろそろ家に帰らないと。
早くお風呂にも入りたいし、録画しておいた昼ドラみ観たい。一応課題もやらねばならないし、この後の予定はてんこ盛りだ。
……恐らく、途中で寝落ちしてしまうと思うが。
私の言葉を聞いた総悟は振り向くことなく「そーだねィ」と呟き、興味なさげにテレビを眺めている。せめて家まで送ってくれたっていいのに。……隣だけど。
「……ねぇ総悟?私帰るって言ってるんだけどー」
「そーですねィ」
「いやあのさ、そーですねじゃなくって!!」
「そーですねィ」
何なんなのコイツは……!
私の怒りの沸点に達し、ついに半場涙目で叫んだ。いくらなんでもあんまりだと思う。
「ねぇ総悟くん?女の子が夜道一人で歩いてていいと思うのー?ねぇ、私が誘拐されても知らないよー?」
「女じゃなくてメス豚の間違いだろィ。そりゃ誘拐犯が可哀想に見えてくるぐらいに」
……もう泣いていいだろうか。
あまりにも酷い言い草に心を抉られ、思わずむっと嫌悪の色を滲ませた。私だって女の子だ。多少はそう言う気遣いがあってもいいと思う。
「────……なんて、な。馬鹿だろィ、お前」
「……?」
唐突に口許をニッと歪め、意味不明の言葉を発した総悟に思わず振り返る。……が、既に先程総悟が座っていたソファーには誰も居ない。忽然と姿を消したのだ。
……じゃあ、何処に……?
一抹の疑問を胸に抱え、反射的に180度くるりと身体を捻ると。
バサッと響いた乾いた音。
視線の先に居たのは、もしかしなくてもやはり総悟だった。コートを羽織った総悟は、いかにも「めんどくさい」と言いたげな表情でポケットに手を突っ込んでおり。
「見送ってやるから、早く行きやすぜィ」
「……なぁんだ。やっぱ総悟は優しいねっ」
何だかんだ言って、最後には私を思いやってくれる総悟。決して紳士とは言いがたいけれど、それだけでも私の心はぽかぽかに暖まった。
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あるの(プロフ) - 銀魂LOVE♪の神紫ダヨさん» コメントありがとうございます!そして返信遅れてしまいすみません!そうですよね、高杉さんはとても魅力的でカッコいいですからね!神威も沖田さんも迷ってしまいますよね(笑)今後の展開も見守ってくださると嬉しいです! (2018年4月23日 20時) (レス) id: 59996c7325 (このIDを非表示/違反報告)
ピピコ(プロフ) - インクさん» 返信遅れてしまいごめんなさい!沖田さんにとってはとても美味しいことになりましたね、はい、アニメ銀魂はいつ見ても面白いです…!!!すみません、初の合作ということで至らない点もあるかと思いますが、精一杯頑張っていきますのでよろしくお願いします(*^^*) (2018年4月23日 16時) (レス) id: f6c7f9fb7e (このIDを非表示/違反報告)
インク(プロフ) - …どうしよう、話がわからない…。 (2018年4月22日 22時) (レス) id: 2fb63eb0d6 (このIDを非表示/違反報告)
銀魂LOVE♪の神紫ダヨ - あぁいつ見ても晋助様はス・テ・キ♪あっ神威もステキ!かっこいい!(キスなら晋助様と、神威がいい..カナ!? (2018年4月6日 22時) (レス) id: 85fc3d6f11 (このIDを非表示/違反報告)
インク(プロフ) - 沖田の発言が裏目に...いや、沖田にとっては万々歳か...とりあえずアニメ銀魂見直したら面白かったんでまた見てきます (2018年4月6日 19時) (レス) id: 2fb63eb0d6 (このIDを非表示/違反報告)
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