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six ページ6

結局近場のカフェでノートを写しながら早めのお昼ご飯を食べることに。


「っていうか、Aの隣に座ってたの有岡大貴と伊野尾慧だったよね!」

「え、美希 有岡くんしってるの?」

伊野尾慧とはマッシュくんのことかな。



「知ってるの?って逆にこの大学じゃ知らない人のほうが少ないよ」

そう言ってスマホから動画を探して見れてくれる。


「文化祭とのきにね、その2人とあと3人でバンドをやったの。その時にミーハーな女子の間で大人気になって今や大学のアイドルよ」

スマホ画面の中で軽快な音楽に乗る5人がはしゃいでいる。

有岡くんに自然と目がいった。


キラキラスマイルで甘い声を響かす姿が映っている。



これは…誰だって惚れるよ…。


急に有岡くんにすでに彼女がいるのでは?という疑問が浮かぶ。


いやいや、今日久しぶりに再開したのに

やきもちとか妬ける立場ですらない。




「あ、噂をすれば5人が…」

美希がカフェの入り口を指差す。


あ、ほんとだ…。

5人の男の人が入ってくるとカフェにいた女子がざわつき出した。

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作者名:あーり | 作成日時:2018年12月15日 22時

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