41話 ページ41
「おぉーい！八左ヱ門と勘右衛門と雷蔵連れてきたぞー！」
小平太くんの声がして振り向くと
既に肩で息をしている3人。
「仙蔵！お前も来い！」
「…仕方ないな」
どんどん人が集まって…
文次郎くん、小平太くん、長次くん、仙蔵くん、八左ヱ門くん、チーム
対
留三郎くん、伊作くん、勘右衛門くん、雷蔵くん、そして私。
「…戦力に差がありすぎないか！？」
留三郎くんが泣き叫ぶ。
「細かいことは気にするな！」
「そんなこと言ったら優秀な5年生やお世話になってるAさんに失礼だろ。それに最強の伊作までいるじゃないか」
小平太くんと仙蔵くんに言いくるめられて唸る留三郎くん。
…私が見ても差があるようにしか見えないけれど。
鍛錬3人組が相手にいる時点で、ね笑
そして対決は授業の始まる寸前まで続いた。
気づくとこの対決を見にみんなが集まってきて
「頑張ってくださーい！！」
「上級生と事務員の夢のコラボ対決！チケットはこちらぁ〜！」
「うちの先輩が絶対勝つよ！」
「いや、絶対僕の先輩だね！」
応援の声が響きわたる。
私のチームはほぼ雪玉が伊作くんに当たるので
被害は少ない。
私は後半からひたすら雪玉を作り続けているだけなんだけど。
「おいお前たち！いつまで遊んでるんだ！授業始まるぞ！」
475個目の雪玉を作っていたときに土井先生の声が聞こえた。
「お、もうこんな時間か…」
みんなは雪合戦を止めて、授業の準備に取り掛かる。
「もう少しで勝てるとこだったんだがなぁ」
「なぁに言ってんだこれから俺が追い抜く予定だったんだよ」
ぞろぞろと教室に入って行く忍たまを眺めながら
手を温める。
「留三郎ー、今日は午前授業ないんじゃなかった？」
みんなの会話を聞く余裕もなく動いて火照った体を休めながら呟いた。
「…雪合戦ってこんなに全力でやるものだっけ？」
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みかんおばけ - 素敵です！サイコーです！ (2019年3月29日 21時) (
レス) id: 37228e8831 (このIDを非表示/違反報告)
あーり(プロフ) - 月長石さん» 月長石さん、ありがとうございます！準備が整い次第、続編を作ろうかなと思っているので他作品と並行になり更新ペースは遅くなるかもしれませんが、気長に見ていただければ嬉しいです！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2018年12月21日 21時) (レス) id: 55a75ee2ee (このIDを非表示/違反報告)
月長石(プロフ) - 大変だとは思いますが、ご検討して頂けるとありがたいです！改めてお疲れ様でした！ありがとうございました！ (2018年12月21日 7時) (レス) id: 6c9c69e497 (このIDを非表示/違反報告)
月長石(プロフ) - 初めまして、完結おめでとうございます！いつもワクワクしながら見させて頂きました！私としては作者様も大変だとは思いますが、続編をつくって頂きたいなと思います！利吉さんと夢主さんが付き合った後の日常…みたいな感じの小説が見てみたいです！ (2018年12月21日 7時) (レス) id: 6c9c69e497 (このIDを非表示/違反報告)
あーり(プロフ) - リディア94さん» リディア49さん、ありがとうございます！楽しんでいただけてなによりです(^^)これからちょっと留三郎くんに頑張ってもらってハッピーエンドを目指すので最後までよろしくおねがいします！ (2018年12月14日 23時) (レス) id: 55a75ee2ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーり x他1人 | 作成日時：2018年8月7日 23時
