16話 ページ16
「おはよう」
「おはようございます！」
…よかった。いつも通りだ。
元気に裏山に駆けて行く姿を見て思わず微笑む。
茂みの中に入って見えなくなる寸前で留三郎くんが
振り返って、見送っていた私と目が合う。
「今日もご飯、ご一緒していいですか？」
叫ぶ声が聞こえて頷いた。
それを見て、また彼は茂みの中に入って今度こそ見えなくなった。
「Aちゃん、おはよー」
いつの間にいたのか、眠そうな小松田くんが箒を逆さまに持って掃除をしている素ぶりをする。
「おはよ…ほうき、逆だよ？」
「ふぇ…あっ！ほんとだ…間違えちゃった」
えへっと笑って、持ち直してから掃除を再開した。
「Aちゃん最近六年生と仲良いよねー」
「ほら、この間色々教えてもらったじゃん。その後から仲良くなったんだけど…小松田くんは仲良くしてないの？」
なにかとお世話になっちゃってるから自然と仲良くなったんだよねぇ。
「んー…僕はどっちかっていうと一年は組のみんなのほうが仲良いかなぁ」
あぁ、確かに親しまれてる。
「乱太郎きり丸しんベエは誰とでも仲良くなれる才能でも持ってるんじゃないかっていうくらい話しやすいよね」
小松田くんが大きく頷く。
「僕もみんなと仲良くできるように頑張らなくちゃ」
充分仲良いと思うんだけどね笑
でも六年生とはそこまで関わってないのかぁ。
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みかんおばけ - 素敵です！サイコーです！ (2019年3月29日 21時) (
レス) id: 37228e8831 (このIDを非表示/違反報告)
あーり(プロフ) - 月長石さん» 月長石さん、ありがとうございます！準備が整い次第、続編を作ろうかなと思っているので他作品と並行になり更新ペースは遅くなるかもしれませんが、気長に見ていただければ嬉しいです！ご期待に添えるよう頑張ります！ (2018年12月21日 21時) (レス) id: 55a75ee2ee (このIDを非表示/違反報告)
月長石(プロフ) - 大変だとは思いますが、ご検討して頂けるとありがたいです！改めてお疲れ様でした！ありがとうございました！ (2018年12月21日 7時) (レス) id: 6c9c69e497 (このIDを非表示/違反報告)
月長石(プロフ) - 初めまして、完結おめでとうございます！いつもワクワクしながら見させて頂きました！私としては作者様も大変だとは思いますが、続編をつくって頂きたいなと思います！利吉さんと夢主さんが付き合った後の日常…みたいな感じの小説が見てみたいです！ (2018年12月21日 7時) (レス) id: 6c9c69e497 (このIDを非表示/違反報告)
あーり(プロフ) - リディア94さん» リディア49さん、ありがとうございます！楽しんでいただけてなによりです(^^)これからちょっと留三郎くんに頑張ってもらってハッピーエンドを目指すので最後までよろしくおねがいします！ (2018年12月14日 23時) (レス) id: 55a75ee2ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーり x他1人 | 作成日時：2018年8月7日 23時
