【銀魂】万事屋の拾い者

高鳴る鼓動 ページ21

「ここに住み込みで働くって言うのはわかりましたけど…どこで寝るんですか？」


昼食を取り終え落ち着いた頃、新八くんがそう質問をする


『確かに…』


「んなもん、俺と一緒の布団に入れば…」


なんて銀さんの発言を無視して次に神楽ちゃんが提案する


「私と一緒に寝ればいいネ！」


「でも神楽ちゃん、流石に押し入れに2人はキツすぎるよ」


「え、ちょっと、銀さんの意見無視しないでくれる？」


『そうですよね…どうしましょうか…』


「Aまで無視すんのか！？」


「じゃあもっとマシな意見出してください」


涙目の銀さんに冷たい視線を向けながらそう言う新八くん


(なんだか楽しいな…)


こういう風にワイワイ騒いだのは久しぶりな気がする


「…やっと笑ったな」


気づけば笑いがこぼれていたのか、横にいた銀さんが安心したような視線をこちらへ向けていた


そんな銀さんに少し鼓動がトクンと早くなる


「お前ぇ、熱あんのか？顔、赤ぇぞ」


そう言って顔を覗き込んでくる銀さんにますます鼓動が早くなる


『な、なんでもないです！』


焦りを隠すように銀さんから目を逸らす


小さく深呼吸をし、気持ちを落ち着かせた私だったが、しばらくの間銀さんの顔を見ることが出来なかった

可愛い笑顔→←変な感情＿銀時side

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ヤクルト

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