派手アレルギー(仮)【鬼滅の刃】 (ページ3)

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寝るのは好き

何も考えずに目を閉じてればいいだけだから
だから今日はこのまま何もせず眠って＿

「Aちゃーん！！起きてくださーい！！朝ですよー！！」

「宇髄Aは居ません…」

「何言ってるんですかもう！！」

布団の中に潜っていたら、布団を剥がれた
寒いし眠いし眠い…

「ほら起きてください！！」

ゆさゆさと肩を揺さぶられて、閉じていた目を開ける
そうすれば目の前にはとても大きい＿

「…須磨は今日も派手だね」

「どこ見て言ってるんですか！！？」

両腕を前でクロスさせてるけど隠せてないよ
朝からそんな派手なもの見たくないんだけど嫌味？

びーびーと寝起きの頭に響いてくる須磨の叫び声に頭痛がしてきた
須磨じゃなくて雛鶴さんのがよかった…

「壊れたスピーカー…」

「それって私の事ですか！？酷い！！天元様に言いつけますから！！」

そう言って泣きわめきながら、私を脇に抱えて歩き出した須磨
移動手段(須磨)様々である

力を抜いて手足をぶらぶらさせながら移動して(抱えられて)いたら、見慣れた筋肉ダルマを発見した

「天元様ぁ〜！！Aちゃんがいじめてきます〜！！」

「いじめじゃない、遊んでやってる…」

「上から！！」

「お前ら朝から派手に元気だな」

両脇に手を差し込まれて持ち上げられると、筋肉ダルマの目の前に差し出された
朝から目が潰れるわ

というかこれが元気そうに見える？

「お前は朝からサングラス装備してんじゃねぇよ」

「死ねと？」

「言ってねぇわ」

妹の顔もまともに見れねぇのかよ俺は

なんて言って落ち込んでる筋肉ダルマこと、兄である宇髄天元
今日も相変わらず(派手さが)鬱陶しいのでサングラスを掛けて眼球をガード

「兄様が私に合わせろ」

「横暴すぎるわこの妹」

というか世界が私に合わせるべき？

完。(終わらない)