幼馴染と特級呪物から求婚されてます【呪術廻戦/虎杖悠仁/宿儺】

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ちょい待ち。


理解不能です。久しぶりに会って一言目が"結婚しないか"？


なんでそうなるのよ。





そんなことを考えていたら、悠仁の頰にグパッと口が出てきた。



「ほう、もしやオマエは小僧の言っていた想い人か？」


「宿儺！？それ言うなって…！」


『へ？それが…宿儺ぁ？』


「そうだが？…ほう。随分と華奢な娘だな。俺の好みというやつだ。気に入ったぞ小娘。その身体、俺に寄越せ」



『…はぁぁぁぁ！？』






この時の私の表情はどんなものだったのだろう。


赤面してるけど怒ってる、みたいな？




いやいやいやいや。






ちょっっっっと待て？




悠仁から求婚されて、宿儺からも…身体寄越せってどーゆー意味よ。



やましい意味は無いと信じたい。←





要はさ、二人から求婚されてるって事でよろしい？




この私が、足りない頭で頑張って考えたんだから、ちょっと褒めて。





「てか宿儺！Aはオマエのじゃねぇし！」


「だが、小僧のものというワケでもないぞ」


「ぐぬぬ…」







『あ、あのさ！』



「「ん？」」




『その…今ハッキリ決められるワケないし！二人で対決しろ！！』




ちょい待ち。


悲報、私の語彙力お亡くなった。


テンパると無くなるのよ。




「対決？それってどーゆー？」



『二人がより私を惚れさせた方が勝ちなの！いい！それで決めるし！！てか、会って一言目が結婚しろはおかしいから！！じゃあね！！』







ﾊﾞﾀﾝ







そう言い、ドアを閉めてしまった。





私は壁に寄りかかって、そのまま床に座り込んだ。










『…なんで素直になれないかな…



















ホントは悠仁の事、好きなのに』

2.虎杖悠仁の場合→←1.え、なんで？？

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