幼馴染と特級呪物から求婚されてます【呪術廻戦/虎杖悠仁/宿儺】

1.え、なんで？？ ページ3

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6月のある日だった。


私は任務が終わり、大分疲れたもんで、自分の寮にてグダグダしてます。



高専生なのに一級術師で、忙しい日々を送っているんだけどさ、充実してるかって言われると、そうでもないんだよね〜


たまーに真希とお出かけするのは楽しいけど。




そして、五条先生から、電話で突然伝えられた事があってさ。



"今日、新しい一年生連れてくるから、仲良くしてやってねー。特級呪物、両面宿儺の器なんだよー。あ、部屋隣にしといたから、ヨロシク！"



ってだけ。




その為だけに電話してくんな！！ってね(笑)



てか、宿儺の器ってすごくない？


そもそも、なんで器になったんだろー…食べたとか？

本当だったら、相当のバカだな。






ｺﾝｺﾝ




お、そんな事を考えているうちに、新一年生の挨拶かな？





『はーい…』



少し気だるげにドアを開くと＿＿＿＿＿＿＿＿＿








「虎杖悠仁っス！…って、A？」





『悠仁…！？』






ドアの先には、私の少し上の目線に見慣れたピンク髪と、パーカーの男の子が。



"見慣れた"じゃなくて、"幼馴染"って方が正しいかも。







てかさ…



悠仁が宿儺の器！？


ありえないって！！！





「えっ…と、Aで、あってる？」


『あ…あってる、けど…』


「久しぶりだな」


『え、うん…』





私は悠仁の顔を直視できなかった。



悠仁には、高専に行くことを内緒にしてた。

勿論、東京に行くことも。


悠仁に、呪いの存在を知って欲しくなかった。





「…あのさA、言いたいことあってさ。聞いてくれる？」


『え…？』




まさか、私への怒りの感情か？


なんでーとかだったりする？







「俺と結婚してくれね？」



















『…は』

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