過 去 と 現 在 。 ページ17
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「おーそーすーぎーるーっ!」
お怒りだ、だいぶ怒ってる。
まぁ、こうなるのも仕方ねぇ。
なんせゆめまるはなんとか遅れながらきたものの、もう待ち合わせから一時間半も経つのにしばゆーと肝心のてつやが来ないんだから。
「ざわくん、ほんっとにごめんね…?」
虫「いや、僕は大丈夫だよ。笑」
そう言ってもらいホッとしてるAとりょう。
分かりやすく怒るAと静かに怒ってるりょう、間を取り持つようにざわくんに話しかけるゆめまる。
さすがに一時間半もいれば打ち解けてきたのか、話は意外にも弾む。
り「へー、じゃあとしみつと同じ小学校なんですね!」
虫「としみつ…、もしかして君の苗字って鈴木だったりする?」
と「そうっすよ?笑」
虫「え、僕のこと覚えてない?同じ野球チームにいた金澤太紀なんだけど…笑」
フルネームを聞くと確かに聞き覚えのある名前。
さすがに小学生の頃だからもちろん顔も成長してるし、全然知らん人やと思ってたけど、まさかの知り合いだったことに驚く。
と「覚えとる、聞き覚えある。笑」
虫「特徴的な名前だからふと思い出したわ、へー、世間って案外狭いんだね〜。笑」
柔らかく笑うざわくんを見て、さっきの失言を取り戻したい気持ちが募った。
おかわりの紅茶を入れ直して戻ってきたAに「僕、としみつくんと知り合いだったわー。笑」と意味深に言うざわくん。
「え!そうなの?!いつから〜?」
虫「まぁ、教えないんだけどね」
「ちょっと!今のは教える空気だったじゃないですか!笑」
紅茶をみんなに配りながらざわくんにつっこむ彼女。
場に慣れてきたからか、初対面とは思えんほど打ち解けて話し込む。
約束の時間から二時間後、一緒に到着したてつやとしばゆーに説教をかますAとりょう。
「もうそのくらいにしたりん?笑」とざわくんが仲裁すると二人も説教を辞め、ひたすらてつやとしばゆーがその場にいるメンバーに平謝りをする。
なんてことがあったのが東海オンエアの始まりだった。
あれから約6年が経とうとしている。
俺らはその年の10月にYouTubeを始め、今ではチャンネル登録者数450万人を超えるYouTuberにまでなれた。
各々仕事をしていたメンバーは仕事を辞めYouTuber一本の活動へと専念し、今も変わらず7人でYouTuberをしている。
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もう過去が書けません、すっ飛ばしすぎて申し訳ありません(T_T)…!!←
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作者名:すーさん。 | 作成日時:2019年5月28日 0時