毎 日 恋 し て 愛 し て る 。

こ れ か ら も 、 毎 日 。 ページ27

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り「A〜起きて、朝だよ？」


「うーん…、あと5分……」


り「それは起きん人が言う言葉やん。笑」



｢ほら起きて〜！｣と言いながら私のお腹をくすぐるりょうくん。


ほんとにこの旦那さんはやることなすことがなんでも可愛く見えちゃう。



「まだ起きれない〜…笑」


り「今日昼から撮影だよ？笑」


り「ほんとにそろそろ起きんかったらちゅーするよ？笑」


「え、何の罰ゲームでもなくない？笑」



私が笑ってそう言うと、ほんとにキスしてきたりょうくんがにやっと笑って笑みを浮かべる。



「そうゆう可愛いこと、旦那にされたら嫁の立場がないんだけど。笑」


り「朝からうるさいでーす、早く用意してよ！笑」



｢んっ！｣って腕を前に出すと｢仕方ないな〜。笑｣ってグッと引っ張りあげてくれる。


顔を洗って出かける支度を済ませるとテーブルの上には美味しそうなご飯が出来上がっている。



「え、用意してくれたの？」


り「用意したって言っても、Aが作り置きしてくれてたものを温めただけだよ？笑」


「それでも嬉しい…！ありがと〜！」


り「はいはい、どういたしまして笑」



お礼を言いながら勢いよく飛びつくと私の頭をぽんぽんとしながらぎゅっと優しく抱きしめてくれるりょうくん。









ねぇ、りょうくん。



どうして私を選んでくれたの？





考えてみれば8年前、思ってもみなかった告白を受けて、



5年も片思いしてたあなたとようやく付き合えた。





あなたを好きになってよかった、



あなたに好きだと思ってもらえてよかった。





あなたを愛してよかった、



あなたに愛されてよかった。





りょうくんを好きになってから私の人生いい事づくめだったんだ。






だからね、



これからもどうか愛してほしい。



これからも愛させてほしい。






あなたが毎日飽きないくらい、女子力高めて、料理も上手くなって、



他の子になんて目移りする暇なんてないくらい



毎日ドキドキさせてみせるから。









だからこれからも




私に毎日恋して、愛して。









END＿＿









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