隣のテディボーイ（緑）

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大倉side








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別に俺の中で本命には手出さんとか決めてた訳やないねん






Aと俺の間で、"シない"って決まりはあったけど








でも、それは俺の決意みたいなもんやねん









高校の時とか、Aと出会うまでは





付き合ってないのに本命に手出したこと何回もあった







けど、Aにだけは、絶対、なにがあっても出さんとこって決めてた。









...のに








夕方起きて、隣見てみたら裸で寝てるAみて絶望した









Aのためなら女全部切れるって思った





Aと一緒になれたらもうずっと一途に愛せるって思った







せやから、今まで付き合お？って言ってたのも本心やった








...せやのに、これやったら今までの女と一緒やん




なんのために今まで我慢してきてん、って









そんなん考えたらしんどくなってきてもうて









大 ｢ ...頭冷やそ 、｣








ベッドから出ようとしたら







｢ んっ...どこいくの、、？ ｣







大 ｢ A... ｣









なんで、今起きるかな





今は、その声で俺の名前呼ばんといて欲しいのに...









｢ ...大倉くん？ ｣









そんなときに限ってそんな甘い声で呼んで



今まで俺の事面倒くさそうにあしらっとったのに



急に裸で寝たまんま俺の腕に絡み付いてくるから...









大 ｢ どこもいかんよ ｣









結局、俺は負けてまたAの隣に寝て



Aを抱きしめた









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