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「あ、あたしこっちなので」
幸せな時間はあっという間に過ぎてしまう。
交差点であたしは轟焦凍くんに別れを告げた。
「送ってくぞ」
・・・？
「え、あ、え、え、あ、え！？」
「落ち着け
送ってっちゃ迷惑か？」
「迷惑とかじゃなくて！！
いやむしろ嬉しくて！
ほんとにいいんですか！？」
どどどうしよう・・・。
そんなの幸せすぎるよ・・・。
幸せなことにここからあたしの家はまだ少し離れている。
その間、轟焦凍くんが一緒にいてくれるんだ。
「行くぞ」
「んあ、はい！！」
信号が変わってることにも気づかずにぼーっとしていた。
あたしは少し先を歩く轟焦凍くんの後ろを小走りで追いかけた。
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作者名：ちょこめろ* | 作成日時：2019年11月26日 5時
