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拾捌の型 ページ25

貴方side




ようやく、屋敷の中から出て


埋葬も無事に終わった……









ん?鴉?あー鎹鴉か。


鎹鴉「下山〜下山〜。コノワタシニツイテコイ〜」


正「か、鴉が喋ってる?!……」


清「……もう何も考えるな…」

て「…うん。」



確かにおかしいよな^^;


俺の鎹鳥どこいったんだよ……





ってなんであの猪、木に突進?してんだ…


伊「……おい!どこ行くんだよ!!」




炭「下山するんだよ」



鎹鴉「オイ。ソコノ稀血〜コレヲモッテロ鬼避けダァ」

清「ッう…あ、ありがとうこざいます……」


炭「藤の花の匂いだな。」





あれ、俺の藤の花は?

どっか行った……まぁ仕方ねぇ枯れてたし……新しいの見つけるか…





あ、そうだ。



貴「ちょっとそこの三人待て!」


清・てる子「は、はい!(こ、怖い……)」

正「なんですか?Aお姉さん!」


貴「コレ持っていきな!」投げた


正「!!おっと、何ですか?コレ」

え、何って……













貴「非常食…三袋だから一人一個持ってな!」



て「わぁぁ。綺麗!!金平糖だぁ」


清「こんなに?!あ、ありがとうこざいます!」


正「ありがとうございます!」


貴「五粒位食べときな!えーと、清くんだっけ?清くんは、十粒位食べときな!」



炭「何でなんだ?……?!まさか」



貴「そう、藤の花を少し入れてある…俺特製の金平糖!!」



清「そ、そうなんですか?わざわざありがとうございます!」





貴「頑張りなー」




て「あ、Aお姉ちゃん!」

貴「??なんだ?」



てる子が走ってくる





て「…私でも強くなれる?お兄ちゃん達を守りたい……」





?!……………


過去

貴「ねぇお父さん、お母さん…私でも強くなれる?大切なものを守りだい"…グスッ」

母「そうねぇ……

父「そうだなぁ……



歳もそんなに変わらないな…

あの時の俺……

でもあの時……父さんと母さんの答えは…






























貴「(微笑み)」

て「?!」

俺はてる子ちゃんの耳のそばで言った……































貴「正直、強くなれない……男の子と女の子とじゃ差が大きい…どうしても…埋められないものがある……。けど、心は強くなれる。心が強ければそれより遥かに叶うものはない……気持ちが原動力になる…少なくとも俺は……そうしてきた。てる子ちゃんなら出来る……」





て「…………」




貴「じゃあな。」

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設定タグ:鬼滅の刃 , 恋愛 , 我妻善逸   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:(*^^*) | 作成日時:2019年12月10日 17時

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