Kiramune HOUSE

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Aside





今日は久しぶりに皆さんに料理を作る



浪川｢お、江口が喜びそうだね笑｣



｢カレー簡単なんです笑笑｣







っていうのは嘘で、最近江口さん元気なくてちょっと心配だったから。



少しでも元気になりますようにって願いを込めた




…



江口｢うわぁ、もういい匂いだもん！絶対美味しい！｣




｢味見します？｣




江口｢いいの！？する！｣



｢はい、このスプーン使ってください!｣




江口｢…ん？｣





ん？



江口さんはスプーンを取ろうともせずに、私を見つめてきた



｢…えっと、そこのスプーン、｣




江口｢あ、分かった｣




そう言ってスプーンを私に渡してきた




あー、そういう事ですか。




｢…食べさせろ、と？｣




そう聞くと、江口さんはニコッと笑顔を見せて頷いた




ま、まぁ、今日は江口さんを元気にさせるって目的だから…





｢今日だけですよ？｣




江口｢うん！あーん｣




｢あーん｣






…


江口｢美味しい！｣



｢本当ですか？よかった！｣









すると、すごい視線を感じた









｢いつの間に皆さんそこに…｣




江口｢やべ、すごい視線が痛い…ごめん、逃げる！！！｣







｢え！？！？！？｣







あっという間に江口さんは2階へ逃げて、私は皆さんにアーンをした。








江口｢Aちゃんみんなにアーンしたの？｣



｢…はい｣



江口｢えー、僕だけにしてよ!!｣



｢江口さんが逃げたからですよ！？｣

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