Kiramune HOUSE

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そろそろ起きて練習しよ…。



重い体を起き上がらせて、水を飲みに行こうとした


でも、なかなか行けなかった





岡本｢…みなさん、ごめんなさい。俺の幼稚な行動で、｣



…



木村｢…もしかして｣









ｶﾞﾀﾝｯ＿




｢あ｣


隠れてたはずの私は、皆さんの前に立っていた



｢…え、えっと、おはようございま、す。｣

そう言って頭を下げると、




江口｢おはよう、Aちゃん！｣


浪川｢もう起きるの？ちゃんと休めた？｣




みなさん焦ってるのがよくわかる

この場から逃げよう、そう思って出た言葉は



｢あの、神谷さんどこにいるか分かりますか…｣









その瞬間、柿原さんが笑った



柿原｢なんかお前、変わったな。｣



そう言って、私の隣を通り過ぎて行った









｢…｣









しばらくぼーっと立っていると





岡本｢あ、あのAちゃん、この前は…｣




のぶくんが話しかけてきた。

久しぶりののぶくんの声。

ふと、あと時の大きな声を思い出す



｢すみませんでした。｣



岡本｢え…？｣






｢…心配かけて、すみませんでした｣




そう言うと、



浪川｢Aちゃん、それは違うよ。俺達が欲しいのはその言葉じゃない。｣




吉野｢Aが俺達から欲しい言葉は何？｣







私が、皆さんから欲しい言葉…。



入野｢今、答えられる？｣




｢…えっと、｣





グルグルと頭が回る


どうしよう、どうしたらいいの。


のぶくんも、柿原さんも、ここにいるみなさんも私が傷つけてる。


なんて言うのが正解なの…？




神谷｢おはよう、｣



代永｢あ…おはようございます｣


吉野｢…｣


江口｢お疲れ様です｣





後ろを振り向くと、そこには神谷さんがいた


｢か、神谷さん…｣


神谷｢おはよう、A。｣



｢おはようございます、｣


神谷さんに近づくと、



神谷｢A、もう少し休んできな？俺今日一緒に現場入りだから、時間になったら起こすよ｣



私はそのことばに頷いて、皆さんに軽く礼をして上に上がった

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