続き ページ43
恋の敵が多すぎる…こんな多いの本当初めてね。もし彼と誰かが接吻なんかしたら…時間の問題ね
無性に腹が立つ。今日も泥棒猫が何匹もいたし、攻略なんか程遠いじゃない
たくさん手に入るから嬉しいけど、でも誰かと付き合うなんて手に入っても意味が無い
色んなコレクションがあるのはそのターゲットを落とす為のものであって、私の趣味なんかじゃない
今まで落としてきたターゲットたちの周りにいた小娘たちのコレクションを使って落としてきたけど…
錆兎って人、私のコレクションのなかでどれが1番好きなのかしら。だいたい予想つくのは
2週間前に彼に出会った可愛らしい紅い着物を着た女か、
3日前に彼に会った冷淡な青い着物を来た女か、
今日今さっき出会った強気な紫色の着物を着た女か
それとも、
錆「真菰、待たせたな」
真「あ、錆兎。ううん、大丈夫だよ。行こっか」
錆「ああ」
明日は君のその隣の邪魔な子か…
いや、その子よりもっと邪魔な子がいるわね。かなり前からしつこく付きまとってる女が
なぜ狙わなかったって、そりゃあお嬢だからよ。警備が強いの。朝昼晩ずっとよ?余程愛されてるのね
なんて1人でどこの誰かも知らない傍観者に思いを伝えているとふと彼、錆兎と目が合った
錆「(待ってろよ)」
「…!」
口パクで伝えたのだろう。その後錆兎は優しそうに笑みを浮かべ私から遠ざかっていった
は?待ってろ?どういうことなの…
普段そんな予想外なことがなくて思わず戸惑ってしまう
…考えても無駄。早く例のお嬢の可愛い耳を手に入れないと
…
昨日は思わず取り乱して彼から逃げてしまったけれど、今日はそうはいかない
なぜなら今日はあのお嬢より先に彼を落とす日なんだから
天気は良好。聴覚もいいし、なにより今日はお嬢も真菰という女もいない
もしかしたら彼はそれを狙って昨日待ってろと言ったのかもしれないけれど…
「…見つけた。錆兎」
錆「そこにいたのか…なぁ、猫又」
「何?」
錆「今日のお前は本当の自分なのか?」
ふぅん、バレてそうでバレてないってところね。ならそれを利用して…
「勿論本当の自分よ!そんなことよりも、錆兎昨日の言ってたことはなんだったの?」
錆「嗚呼…もしまだお前が良いと言うなら、俺と交際してくれないか」
在り来りな告白にAはしたりと心の中で笑う。彼から告白をして来るこの時をずっと待っていたのだ
ぎゅっと抱きしめられ確かに彼の高くなった温度が私に伝わってきた
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スター - 無一郎とねずこで、パンダヒーローをお願いします! (2020年6月6日 8時) (レス) id: 246a06d111 (このIDを非表示/違反報告)
まろ(プロフ) - あゆり。さん» もう学校燃えるか溶けるかしてほしいですよね本当に……励ましの言葉ありがとうございます!テストお疲れさまでした!! (2019年11月15日 23時) (レス) id: 445c53037a (このIDを非表示/違反報告)
あゆり。(プロフ) - まろさん» おっと、つい感情がポロッと…そうなんです。もう学校滅ぼしたゲフンゲフン……まろさんもテスト頑張ってくださいね!(。`・ω・) (2019年11月15日 20時) (レス) id: 3e0865f552 (このIDを非表示/違反報告)
まろ(プロフ) - 荒ぶる作者の図ボソッ…………………………テスト終わってまたすぐテストとか鬼畜ですね。私もテスト二週間前に入りました。お互い?テスト頑張りましょう! (2019年11月13日 23時) (レス) id: 445c53037a (このIDを非表示/違反報告)
あゆり。(プロフ) - マジでテスト滅びてほしいわ。うん (2019年11月10日 20時) (レス) id: 3e0865f552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆりは気力満点 | 作成日時:2019年8月16日 23時