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続き ページ36

私はお兄ちゃんが住んでいる山の下の村で住んでいた。お父さんとお母さんの3人家族で慎ましく暮らしていた

はずだった

ある日の夜、春なのにその日はまるで真冬のようで着物1枚じゃとても過ごせそうにない日だった

鬼が突然出たのだ


炭「鬼!?兄ちゃん聞いてないぞ…!?」

「お兄ちゃん、最後まで聞いて」

炭「す、すまない…」


それで焦ったお父さんとお母さんが私を奥の部屋へと連れていった

『Aのことは絶対守るから、少しの間待っててね。絶対に目を開けちゃダメよ』

それが両親の最期の言葉となった。暫くして父と母の聞いたことがないような叫び声と共にきつい血の匂いがする


鬼「彼奴等が言っていた餓鬼か…ふん、お前も殺せば…あ?」


一瞬何事かと思った。鬼の首がすっ飛んだのだ。まだ幼いAは恐怖でいっぱいだった


?「気配も感じないとは…随分熱中してたみたいだな」

鬼「なっ…鱗滝ぃ…!許さない、許さない許さない許さない!!」

鱗「嬢ちゃん、大丈夫か…ん?何処に行った…?」


家の外にある垣根を超えて走る。脚がダメになるまで走る

鱗滝の存在に気付かず外を飛び出たAは行くあてもなくただ無我夢中に走った。唯一の家族だった父も母ももういない

奇跡的に助かってもこれからどう暮らしていけばいいのだろう。山を登り始めたと同時に落ち着いたのかそう考え始めた

もしかしたらあの鬼以外にもいるのかもしれない。死ぬことは確かに近いだろうと幼いながらそう考える他無かった


「お父さん、お母さん…」


あまりにも大きすぎる代償だ。両親を亡くす代わりに自分が無傷で助かるなんて

その日は最初で最後になると思う大粒の涙を零した


「(私を置いて行かないでよ。もう私には帰る場所が…)」


その日山の中で見た夢はとても悲しくそして顔を逸らしてしまうような夢を見た


『っお父さん!お母さん!』


川の向こうにいたお父さんとお母さんにAは大声で呼んだ

でも2人は悲しそうに微笑むだけ。Aの声が届いていないようだった


母『A、強くなって人を守りなさい。大丈夫、私たちは空からずっと見守っているわ』

『何を言ってるのか聞こえないよ!ねぇ!お父さんお母さん置いてかないで!!』


袖で拭っても拭いきれない涙を最後にAは目を覚ます


「それで偶然洗濯物を洗いに来たお兄ちゃんと遭遇」

炭「兄ちゃんは、絶対に離れないから」

「!!…うん!」


Aが炭治郎の元から消えるまで残り__

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設定タグ:鬼滅の刃 , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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スター - 無一郎とねずこで、パンダヒーローをお願いします! (2020年6月6日 8時) (レス) id: 246a06d111 (このIDを非表示/違反報告)
まろ(プロフ) - あゆり。さん» もう学校燃えるか溶けるかしてほしいですよね本当に……励ましの言葉ありがとうございます!テストお疲れさまでした!! (2019年11月15日 23時) (レス) id: 445c53037a (このIDを非表示/違反報告)
あゆり。(プロフ) - まろさん» おっと、つい感情がポロッと…そうなんです。もう学校滅ぼしたゲフンゲフン……まろさんもテスト頑張ってくださいね!(。`・ω・) (2019年11月15日 20時) (レス) id: 3e0865f552 (このIDを非表示/違反報告)
まろ(プロフ) - 荒ぶる作者の図ボソッ…………………………テスト終わってまたすぐテストとか鬼畜ですね。私もテスト二週間前に入りました。お互い?テスト頑張りましょう! (2019年11月13日 23時) (レス) id: 445c53037a (このIDを非表示/違反報告)
あゆり。(プロフ) - マジでテスト滅びてほしいわ。うん (2019年11月10日 20時) (レス) id: 3e0865f552 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あゆりは気力満点 | 作成日時:2019年8月16日 23時

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