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続き ページ35

放心状態の子に炭治郎は優しく抱きしめた。お日様の香りでいっぱいの彼に女の子は思わず泣いてしまう


炭「今までよく頑張ったね。偉いよ。うちの家族なら歓迎してくれると思うんだ。

だからここら辺で休んで、ゆっくり話してみない?」


しっかりと目を合わせ此方を見る炭治郎に女の子は頷く他無かった

初対面でお互い何も知らないのにこんなに優しく手を差し伸べてくれる彼に女の子は委ねたのだ


______

葵「あらあらこんなに汚れて…汚れを落とそうね」


家に帰ると家族は暖かく出迎えてくれた。それはまるで本当の家族のように


「ありがとうございます…」


感謝でいっぱいのAは深く深くお辞儀をした


炭十郎「そんな頭を下げないで…君の名前を聞いてもいいかな?」

「…A。苗字はない」


顔を暗くしたAに葵枝と炭十郎は親に捨てられたのだと悟った


炭十郎「A…そうか。なら今日から君は竈門Aだ」

「竈門A…」

炭「これからはもう安心だよ。もうAは大切な家族で兄弟だ」


最初見た時は炭治郎の顔を前髪のせいで見れなかったが、今見た炭治郎の顔ははっきり見えていて

とても嬉しそうに、まるで自分のことかのように祝福してくれた

禰豆子やその他の兄弟もこれから宜しくねお姉ちゃんと幸せそうに言う


「っ…皆ありがとう……!!!」


今日はやけに沢山泣くなぁ…前は泣くことすら許されなかったからかなと心の奥底で思いながらもAは何度もありがとうと言った


______


「とまぁこんな感じかな…」

善「そ、か…」

伊「なぁ」


Aが話し終わると伊之助がふと疑問を尋ねてきた


伊「お前が紋次郎と会う前は何してたんだ?」

炭「っ!」

善「こら伊之助!」

「お兄ちゃんと会う前…そりゃもう過酷だったよ。この話も聞きたい?今ならなんでも話せるよ」


炭治郎と善逸はしまったといった顔をしたがどうやらAは吹っ切れておりなんでも来いやという状態だった


伊「聞きてぇ!!教えろ花子!!」


「いやAね。全然違うから…」と苦笑言いながらもAは小刻みに手が震えていた


善「Aちゃん…」

禰「むー…」


Aが心配になった禰豆子はAの後ろからぎゅーっと抱きしめる

傍にいるから大丈夫だよという意味なのだろうか。Aは落ち着きを取り戻し話をしだした


「…あれはまだお兄ちゃんと会う前の話」

続き→←ハレハレヤ/炭治郎(リク)



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設定タグ:鬼滅の刃 , 短編集   
作品ジャンル:恋愛
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スター - 無一郎とねずこで、パンダヒーローをお願いします! (2020年6月6日 8時) (レス) id: 246a06d111 (このIDを非表示/違反報告)
まろ(プロフ) - あゆり。さん» もう学校燃えるか溶けるかしてほしいですよね本当に……励ましの言葉ありがとうございます!テストお疲れさまでした!! (2019年11月15日 23時) (レス) id: 445c53037a (このIDを非表示/違反報告)
あゆり。(プロフ) - まろさん» おっと、つい感情がポロッと…そうなんです。もう学校滅ぼしたゲフンゲフン……まろさんもテスト頑張ってくださいね!(。`・ω・) (2019年11月15日 20時) (レス) id: 3e0865f552 (このIDを非表示/違反報告)
まろ(プロフ) - 荒ぶる作者の図ボソッ…………………………テスト終わってまたすぐテストとか鬼畜ですね。私もテスト二週間前に入りました。お互い?テスト頑張りましょう! (2019年11月13日 23時) (レス) id: 445c53037a (このIDを非表示/違反報告)
あゆり。(プロフ) - マジでテスト滅びてほしいわ。うん (2019年11月10日 20時) (レス) id: 3e0865f552 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あゆりは気力満点 | 作成日時:2019年8月16日 23時

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