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俺は大学を卒業し、美容師として働いていた
今日も1日夜遅くまで仕事をし終え電車に揺られ眠りそうになっていたとき、LINEが鳴った
友人なぁ、聞いたか?(月城の奴旦那と別れただとよ)
善逸は?
旦那?離婚?
善逸結婚してたのか?
友人え、お前知らなかったの?A、高校時代に付き合ってた他校の男と結婚したんだよ。まぁ離婚したけどな
友人ひでぇよな。男の方から求婚して無理やり結婚前提で付き合ったくせに、男から振るなんてよ
善「どういう、ことだよ…」
いきなり高校時代の友人から送られてきたメールは、衝撃的なもので驚きが隠せなかった
善逸つか何でそんなこと知ってんだよ!!
友人お前には言ってなかったけど、幼馴染みなんだよ。だからAから相談してきたんだ。お前に言ったのは元付き合ってたから言おうと思って
これ以上深く追及することなんて出来なくて、ただぼうっと外を眺めることしか出来なかった
善「俺は…彼女に何をしてやれた?」
君は、ずっと俺の隣に並んで笑っていた。演技が上手い君のことだから、本当かどうかは分からなかったけど
でも、最後にデートしたとき君からキスをしてきたとき確信した。
嗚呼、君は俺のことを愛してくれていたのだと
そういえば別れを告げられた時、君は涙を流していた。普段泣かない君が、あの時だけ泣いていたのだ
耳が人一倍良い俺なら分かってたはずなのに。酷く悲しい音で、まるで別れたくなんてないとでもいうように音が鳴っていたのに
電車から降りて、くたくたになりながら俺は帰宅した
玄関の鍵を閉め、その瞬間先程まで堪えていた涙腺がすぐに緩んだ
善「っ…ぁ"あ……あぁあ…」
高校生に戻ったような気がした
俺たち二人を照らす夕日が眩しく、心地よかったあの時と違う、ドロドロとした夕日が今の俺を照らした
『ねぇ善逸』
善『んー?どうしたのA?』
『今度の休み私の家来ない?お母さんが今度是非うちに来てって言ってて』
善『マジで!?行く行く!むしろ行かせてください!!』
『ふふ、了解です。じゃあお母さんに伝えておくね』
善『うん!今のうちご挨拶しとかないと…!』
『まだ結婚できる年じゃないんだから…』
善『にひひ…でも、未来のお嫁さんはAって決まってるからね!』
『!!…うん!』
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スター - 無一郎とねずこで、パンダヒーローをお願いします! (2020年6月6日 8時) (レス) id: 246a06d111 (このIDを非表示/違反報告)
まろ(プロフ) - あゆり。さん» もう学校燃えるか溶けるかしてほしいですよね本当に……励ましの言葉ありがとうございます!テストお疲れさまでした!! (2019年11月15日 23時) (レス) id: 445c53037a (このIDを非表示/違反報告)
あゆり。(プロフ) - まろさん» おっと、つい感情がポロッと…そうなんです。もう学校滅ぼしたゲフンゲフン……まろさんもテスト頑張ってくださいね!(。`・ω・) (2019年11月15日 20時) (レス) id: 3e0865f552 (このIDを非表示/違反報告)
まろ(プロフ) - 荒ぶる作者の図ボソッ…………………………テスト終わってまたすぐテストとか鬼畜ですね。私もテスト二週間前に入りました。お互い?テスト頑張りましょう! (2019年11月13日 23時) (レス) id: 445c53037a (このIDを非表示/違反報告)
あゆり。(プロフ) - マジでテスト滅びてほしいわ。うん (2019年11月10日 20時) (レス) id: 3e0865f552 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あゆりは気力満点 | 作成日時:2019年8月16日 23時