まふくんまふくんこっち向いて？【歌い手】【まふまふ】

第4話　まふまふside ページ5

まふまふside


昨日の夜Aから電話があった。

【明日デートしよ】って。明日は用事もなかったし、いいよって言っておいた。


場所は選んでって言われたから 遊園地にしようって言った。
　

ずっと行きたかったんだ...！猫をモチーフに作られた所で、園内のカフェには猫もいるらしくて


いろはみたいな猫もいるのかなって気になってたから‼


電話を切ってからスマホのアルバムを開く。


最近の写真はほとんど全部いろはだ。


僕が朝起きたときのいろは、寝てるいろは、帰宅したらお出迎えしてくれるいろは。


...え、待って可愛すぎる！流石僕のいろは(* ´ ▽ ` *)



気付いたらいろはの写真を見ながら寝落ちしていた。



￣￣￣￣

朝起きたらまだ５時だった。


すげー今日早起きだー、なんて呑気な事を考えながら起き上がる。


...いや、起きあがろうとした。お腹の上に何かが乗っていて、それが重くて起き上がりにくい。


「あーー...もうなんだよーー！」と欠伸をしながら退かそうとする。



手にふわふわするものが当たった。......いろはだ！？！


甘えてきてくれる事が凄く嬉しい。


抱き上げて布団のなかで「可愛いなぁ」って言いながら撫で回す。


いろははまだ少し眠そうだった。


まだ寝たいと言うように目をパチパチさせるいろはを見たら僕まで眠くなった。



...ま、いっか。どうせ予定とか無いし！


何かを忘れてるような気がしたけど、忘れるくらいの事なら大したことじゃないでしょw



そんなことを考えながらもう一度眠りに落ちる。









起きたらAとの約束を思い出すことも知らないで







￣￣￣￣￣￣￣￣
作者です。更新ペース遅いのに

こんなに沢山の方がお気に入りにいれて下さって...

hit数も凄くて...

本当にありがとうございます！

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