まふくんまふくんこっち向いて？【歌い手】【まふまふ】

第1話　あなたside ページ2

Aside


今まふくんは家にいない。”可愛い僕のいろは゛におもちゃを買ってくるんだって。


この間なんて出掛ける約束してたのに一時間以上の遅刻。


理由は「いろはと遊んでてつい！」...。まぁ忘れずに来てくれたのはまだ良かったなって思う。


確かにいろはちゃんはすごく可愛い。そりゃあずっと遊んでたくなるくらい。


でも。でもさ、まふくん言ったよね？猫を飼うって決めたときにさ


私の事も構ってね？って言ったら【勿論！Aのこと大好きだもん!!!】って。




あー、そっか！もう大好きじゃないから構ってくれないんだね？





...自分で言ってて悲しくなるなぁ


何て思ってるうちにまふくんが帰ってきた。おかえりって言ったら私の事見てくれるかな？


淡い期待を抱いて玄関に急ぐ。


靴を脱いでいるところだった。


『まふくん！おかえりな ま「いろは〜！ただいまっ。いつ見ても可愛いなぁ(* ´ ▽ ` *)」


...。ま「あ､Aも居たんだねー。ただいま。...ねえいろは聞いて〜！いろはにおもちゃ買ってきたんだよ✨一緒に遊ぼっ！！」


そう言いながらいろはちゃんと部屋に入っていく。


...そんなに私が嫌い？もう私は要らない？


猫に嫉妬とか馬鹿みたいって分かってる。それでも気持ちが収まらない。


ねえまふくん。私は今こんな思いでいます。


...気付いてはくれないんですか？

第2話　まふまふside→←設定

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す