開け、夢の扉！【東海オンエア】

深夜のお料理生放送 ページ20

虫「...よし。始まったよ、みんなーー！」



そして作戦会議をして1時間程経ち始めた生放送。



【お腹すいたからAになんか作ってもらってる間の生放送】



というタイトルだ。



て「そろそろ1万人くらい来た？
...やぁどうも東海オンエアのってつやと！」



り「りょうと！」



『Aと！』



と「としみつと！」



虫「虫眼鏡だっ！」



因みに生放送最初の立ち位置は、いつものダイニングテーブルにてつや、としみつ、虫さんが座ってて、その後ろのキッチンに私とりょう君が居るって感じだ。



どう？もう匂わせにかかってるだろ？



やるからには全力を尽くすぞ、私も。



『みんな〜、この生放送はてつやが急に「腹が減った！！なんか作れ！！」って言って始まったものだからね〜。ウザいでしょ〜。』



ちなみにこれは本当だ。



作戦会議をしてる途中、急にてつやが「飯が食いてぇ！」って言い出したんだよ、バカでしょ。



虫「はい、と言うわけで今回はAちゃんの女子力誇示のためにもこの生放送をしている訳ですけどね、飯テロになりますから、注意してください。
あ、材料は偶々撮影で使って余った分があるのでそれを使いますよ。」



『女子力が無くても飯は作れるぞ。』



まぁいいや、と早速作業に取り掛かる私。



隣ではイケメンが「なんか手伝う？」と聞いてくる。



これは演技か、素か。



...素だな。



『んー、じゃあそこの野菜洗っといて。』



り「りょーかーい。」



こうして私が料理してる間、他の3人はテーブルで駄弁っている。



そんな中で、姿こそ見えないものの私とりょう君がイチャイチャしながら料理してる声がはいっちゃった。と言う筋書きだ。



終始カメラは3人に向いてるものの、いつ事故でカメラがこちらを向いてもいいように、ちゃんと本当にイチャイチャしながらやってますよ面倒くさい。




と「そういえばさぁ、高校の時さぁ、Aが握力で50キロ出した時あったやんか。」



虫「え、Aちゃん本当にゴリラじゃん。」



『おい聞こえてるぞ、そして正しくは49キロだ。』



あいつらさっきから人の苦労も知らないで私の悪口言ってやがる、うぜぇ。



り「はは、じゃあ俺はゴリラと一緒に住んでるってこと？」



と、りょう君が私にしか聞こえないくらいの声で言ってくる。



コイツ、仕掛けてきたな。

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