First LOVE 2【S.S】 (ページ2)

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2・モテ期ページ2

ロケから帰ってきたら案の定具合が悪くなり本当に熱が出た。

仕事中にフラフラして相葉さんに強制的に家に戻されて2、3日休むように言われた。

あープロ失格情けない。。。

不意の休みができたのでここ最近の出来事を

親友のナオに聞いてもらおうと家に招いた。

ナオは専門学校で仲良くなった子で、

彼女はアパレルの販売員をしている。

わたしの東京にきてからの恋愛をすべて知ってる

唯一の友達。。。

ナ「ふーーん。で、なに？

突然のモテ期で悩んでると。。。？

年上のイケメンか？

年下のイケメンか？

ってあんた贅沢すぎ！

ほら今まで散々二股かけられたんだし、

両方少しずつ楽しめば？

そしたら今までの元カレたちの気持ちも

わかるんでない(笑)」

ナオの肩をパシッと叩く。

「できないよそんなこと。。。

モテ期じゃないもん！」

ナ「まあね、もし出来てたら

Aこうはなってなかったか。。。

てゆうか、その大野さんのことはどうすんのよ？」

あ、大野さん。。。すっかり忘れてた。。。

翔ちゃんにキスされたのと、

相葉さんに告白されたので混乱してて。。。

ただ黙って逃げただけで。。。

そうだよねちゃんと話ししなきゃだよね。

仕事でこれからも会うんだし。。。

ナ「なによその顔。忘れてたとか？？？

とりあえずそっちをさ

まず話し合わないといけないんでないの？」

「うん。。大野さんとは別れる以外の選択肢ないよ。。。」

ナ「なんでよ。」

「不倫だし、奥さんと子供いるんだよ？」

ナ「まーそうだろうけど、あんたっていつも相手に他に女がいると別れるしか選択肢ないよね？

好きで好きでたまらなくてあきらめたくない！とかはないわけ？」

「うーん。。。怖い。

だってそれで縋って、選んでもらえなかったら

立ち直れないし。。。

だったら身を引いた方が傷つかないかなって。。。」