え、私？重の姉ですが ［舳丸］

15.すみません、ニヤけるけどフラグはまだ立ちません ページ16

爆ぜろシリアス
よこせシリアル

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舳「・・・ほらもう夜も遅いし寝るぞ。Aはここの部屋使っていいからもう寝ろ。それとも重呼ぶか？」

A 「もう寝てるだろうから起こさないほうがいい」


舳「・・・それもそうだな。じゃあもう休めよ」

そうして舳丸が部屋から出ようとしたが


A 「まって」

舳「なんだ？まだなにかあるのか？」


A 「う・・・・・そ、その・・・」

舳「？」

A 「さ、寂しいから・・・一緒に寝てほしい・・」


舳「オーケー。ちょっと失礼」


・・・・

舳「(ぐっはぁ！なんだ！？一緒に寝ろだって？破壊力ありすぎるだろ！)」


A 「舳丸？駄目なの？」


舳「(やばいやばいやばい理性が保たない・・！)別に構わないが・・・お前男に軽々しく寝ようなんて誘うなよ・・」


A 「？特に深い意味はない」

舳「・・・さいですか・・」


A 「重とも何度か寝ている。幼少期のときだけど」

舳「(し、重・・・羨ましいなんて思ってないからな)」


A 「・・・それに私は色町で働いていた。だからこれくらい慣れている」


舳「(・・・そうか、こいつは・・・)」


A 「お望みであれば大人のほうも・・・」

舳「望まねーよ！！」


ーーーー

舳「つっても布団ひとつしかないしな」

A 「・・しかたない。私は床で寝るから舳丸は布団で寝て」

舳「なに言ってるんだ？一緒に寝るんだろ」


A 「いやそうだけど、私は床で」

舳「は？だから同じ布団で寝るんだろ？」


A 「(そっちかぁぁぁぁ！！)・・・」


舳丸は有無を言わせずA の腕をひっぱって布団に引きずり込んだ


舳「2人で寝ればあったかいだろ」ギュー


A 「(こ、この人は天然なのか！？)」

舳「おいA ？」

A 「失礼取り乱した。えっと・・・・いいの？」

舳「拒否権はない」

A 「・・・さいですかぁ・・・」


舳「というかお前が誘ってきたんだろ」

A 「う”」


・・・・

しばらくの沈黙。だがそれは2人にとっても心地よかった


A 「舳丸あったかい・・」

舳「A があったかいんだ。それにしてもお前だいぶ性格変わったよな」


A 「・・・そう？これが本来の私かもしれない。もともとおしゃべりじゃないから。・・稀に取り乱すけど」

舳「・・それ俺みたいだな」


A 「それってさ・・」





ー似た者同士ー




だね

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