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黒鉄side
唇を重ねた瞬間何かが弾け飛んだ。
さっきまでの気持ちも、全て忘れるほどに、、
ゆっくりと顔が離れ夢か現実かと瞬きしていると消太はそのまま私を抱きしめた。
相澤「泣くなら今泣いてくれ」
「へ、」
自分でも驚くほど発した声はか細い
相澤「俺が涙を拭ってやれるのは今だけだ。知らないところで泣くな」
何度抱きしめられても温かい。私はこの温もりが本当に好きだ。不器用だけど優しくて、暖かい。
貴方の声は、いつも私を落ち着かせてくれる。声が言葉が、想いが全身に伝わってくる
消太には少し悪いけど、涙も引っ込むほどに私は今、幸せだっ
…ちょっと、悲観的になりすぎてたな、笑
自然と口角が上がっていた
「消太、」
彼の胸を押し、顔を見合わせる。どうしても目を見て伝えたかった
相澤「…」
「ありがとう！」
さっきの作り笑顔じゃなくて、心の底から出た自然な顔
「私、泣かないよ。寂しいけど、頑張ってくる。」
相澤「A…」
「だから帰ってきたら抱きしめてよ！いっぱい抱きしめて、離れた分そばに居て、？そのためなら1年ぐらいどーってこと無い！！だから！！！」
私は勢いよく消太の腰に手を回し、ガバっと抱きついた
相澤「！！」
「じゅーでん！！！！！」
彼の胸に顔を埋めると、頭にポンと手が置かれる
「へへっ、笑」
相澤「あとどれぐらいで充電完了だ？」
「10秒！」
相澤「それは無理だ」
その時私の背中に手が回され、胸板に強く引き付けられる
「わっ、」
相澤「あと30秒はかかる」
「・・・。ハハハ!笑」
昨日の夜、私達の関係について考えて寝られなかったのがバカみたい
この幸福感にハマってしまった私はもう、変なことは思わない
何より、相澤消太から抜け出すことは不可能だろう
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アユ(プロフ) - やゆよさん» 更新楽しみに待ってますね ！！！！！ (1月12日 8時) (
レス) @page25 id: 313b171b77 (このIDを非表示/違反報告)
やゆよ(プロフ) - アユさん» アユさん！前編に引き続きコメントありがとうございます！！面白い作品を届けられるよう頑張ります！ (1月11日 17時) (レス) id: 1a6e7a7e08 (このIDを非表示/違反報告)
アユ(プロフ) - 続編有難うございます ！！ (1月11日 8時) (レス) id: 313b171b77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：やゆよ | 作成日時：2023年12月27日 21時
