鉄の抹消Ⅴ【ヒロアカ】 (ページ21)

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相澤side

蛇控総合病院、俺達が5年間通い続けていた場所

Aの主治医が、脳無の製造者？

白雲を黒霧に変えた奴がAに何を、

黒鉄？[ヒヒッ笑]

ゾクッ

頭の中でどんどん嫌な点が結びついていく。

山田「なあ、相澤、、ちがうよなっ」

あまりにも悲痛な顔つきの友。

「っ、、」

体中から嫌な汗が吹き出て止まらない

一方で、何も知らないヒーロー達は話が分からないようだった。

ロックロック「どういうことだよ」

リューキュウ「イレイザーとマイクは、何か知っているの？」

グラントリノ「…2人は何も知らん。気づき始めただけだ」

　
重々しい雰囲気がこの部屋を支配する

塚内「…アインはこの病院で5年の眠りから覚めたあと、体の異変を訴えだしたんだ。」

エンデヴァー「塚内、、」

塚内「ん、、」

エンデヴァー「簡潔に言え」

エンデヴァーさんの声は力強い、だが、少し震えていた

聞きたくない

そんなはずがない

塚内「…単刀直入言う。アインは、、」

塚内「脳無である可能性が非常に高い」

空気が凍った

塚内[脳無は改造人間。ただし、生きた人間じゃない]

山田「っんなわけ無いだろうが!!あいつが脳無?!ふざけんな!Aは生きてる!必死に生きてんだよっっ」

山田が抵抗を続ける間にも、俺には過去のAの言動が頭に流れ続ける

黒鉄[なんか眠る前より体動く気がする！]

黒鉄[個性の制御がうまく効かないんだよね。腕が落ちたと言うより、個性が強くなった感じ]

黒鉄[“アイン”って、、何なんだろ？]

「…証拠は、、」

俺は拳を握りしめる

「証拠は、あるんですよね？」

怒りまじきのその発言の答えは、、

塚内「…もちろんだ。」

俺達をどん底に突き落としていく