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不思議な友達【マイア】 ページ4

今日は、私が一番好きな日。
友達に会える日。

その二言が、頭の中でクルクルと回っている。

少女は、年齢に釣り合わぬ小さな身体で1人山まで全力で走っていた。
抱えているのは、茶色の紙袋。
小脇には、小さめのじょうろとペットボトルに入った水。

「急がなくちゃ…!」

1人つぶやいて、さらにスピードを上げた。



「ついたぁ…!」

肩で息をしながら、階段の最後の段を駆け登る。

目の前に広がっているのは、花畑と草原。
思わず芝生の上へごろりと寝転んだ。

ここは悠久古書店から5km程離れた山の上。
そこにマイアの友達はいた。

おもむろに立ち上がると少女は突然…

「来たよー!!!!」

叫んだ。

するとそこら中の木という木からたくさんの、鳥。
森の奥からは熊、野うさぎ、猿、猪、鹿、リス…
たくさんの動物がマイアめがけてどんどん集まっていく。

「ふふっみんな久しぶり!1週間ぶりくらいかなぁ?」

動物たちが、マイアに身体をすり寄せる。
あの危険動物と言われる、熊でさえも。

「くすぐったいよぉ〜お土産買ってきたから落ち着きなさい、ね?」

そして持ってきていた紙袋の中身を取り出した。

中に入っていたのは、ロールパン。
マイアが自分も動物たちも食べられるように考えて作ったお手製のロールパンだ。

1匹に1つずつ、ロールパンを配る。
そして自分も1つロールパンをかじった。

食べながら、能力を使って、周りの植物とも会話をして、ペットボトルに入れて持ってきた水をじょうろであげる。

「やっぱりここが1番落ち着くなぁ〜」

動物でも、植物でも関係ない。
ここにいるみんなが、マイアの大事な友達。

グループ名:悠久古書店【ノア?】→←古書店【鏡】



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あるてぃめっつ(プロフ) - 終わりました! (2018年1月16日 21時) (レス) id: 3614360162 (このIDを非表示/違反報告)
あるてぃめっつ(プロフ) - 更新します! (2018年1月16日 20時) (レス) id: 3614360162 (このIDを非表示/違反報告)
☆ゆきんこ☆(プロフ) - 終わりました! (2018年1月16日 19時) (レス) id: dcba91c91e (このIDを非表示/違反報告)
☆ゆきんこ☆(プロフ) - 更新します! (2018年1月16日 19時) (レス) id: dcba91c91e (このIDを非表示/違反報告)
しゅある(プロフ) - 終わりました (2017年12月15日 6時) (レス) id: 731dc65dc1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梨紗 x他6人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2017年12月9日 21時

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