【HQ!!】トサカヘッドの彼に恋しました。２【黒尾鉄朗】

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ー 槻木澤高校 第一体育館 ー


「すげーよなー東京から来るなんて」


「向こうのセッターなんか小さくね？」


「うん…それになんかヒョロヒョロしてる」


「控えのセッターなんじゃないの？」


「強いのかな？学校名聞いたことないよな」


「音駒高校だっけか」


槻木澤の部員たちが研磨のことを見て何か話している。



するとその後ろから鉄朗が現れた。




黒「ー 君等の言う"ヒョロッヒョロのチビ"とは…」




突然の鉄朗の登場に驚きの声を上げる槻木澤の部員たち。




黒「俺達音駒の

"背骨"で

"脳"で

"心臓"です」




今日も絶好調の黒尾くん。




『あの、水道ってどこにありますか？』




今度は私の突然の登場にギョッとする部員たち。




今回は鉄朗も他校の部員に話しかけた私を見てギョッとしている。



だって仕方ないじゃないか…


向こうの学校マネさんいないみたいなんだもん。




「あ、水道？俺が連れてってあげるよ！」



「いやいや、俺次の試合ベンチだし！俺が連れて行ってあげる！」



俺が俺がと声が上がる。




そんなに試合出たくないのかな？？




『いや、あの…場所教えてもらえれば行けるんで…』




黒「その通り…いいから場所教えてもらえます？」




ニッコリと笑っているのに目は笑っていない鉄朗に、部活たちは冷や汗を流した。

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