【Free!】一歩ずつ、君に近づいていきたい… ３【松岡凛】

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じっと凛を見つめる。





『私…ずっと待ってるよ。

だから、私を凛のお嫁さんにしてくれませんか？』





そう言えば目を見開いて固まる凛。






『もう、これ以上好きになる人なんていない。

付き合ってまだ一週間ちょっとだけど…これ以上の気持ちは無いくらい凛が好き。』






凛「……っ、たっく、なんでお前が先に言っちまうんだよ…っ！普通プロポーズは男からだろうが！」






なんて顔を赤くしながら自分の前髪をくしゃっと握りながら俯く凛。





凛「本当に後悔はねぇな？俺は本気だぞ？」





『後悔なんてないよ…私だって本気で言ってんだもん』





凛「…早くプロになって、お前を迎えに来る。そしたらちゃんとしたプロポーズするから。


それまで…待っててくれっ」





まだ高校生の口約束。




だけど、この約束は絶対に破らないよ。




凛の言葉が嬉しくて、思わず抱きついてしまった。





うおっ？！なんて言いながらもちゃんと受け止めてくれる凛。





『うんっ！待ってるよ！卒業まではずっと一緒にいてよね！』





凛「当たり前だ。他の男が近寄れねぇくらいずっと側にいる。」





そう言ってギュッと抱きしめてくれる凛に私もギュッと抱きしめ返した。






季節は夏。







卒業まであと半年…






たくさん思い出作ろうね。







凛…大好きだよ。

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