「迷惑かけて…悪かったな」 ページ36
悟「今日は見学じゃなかったのか」
『話聞いてたか？寝て、食べて、一日安静。おしゃべりは入ってない』
Aはそう言うと、悟の方に背中を向けるように寝返りをうつ。
悟「死にかけたんだぞ！」
ガっとAの肩を悟が掴めば、押し付けるように体の向きを仰向けに戻させる。
『…生きてんだろ』
薄目を開けて悟を睨むAに、悟も同じように睨み返した。
任務から帰ってきたら、ほとんどの時間を3人でいるはずの1年が2人だけだった。
そして、七海と灰原にある程度の話を聞いた。…怪我をした状態で呪霊と戦闘したと。
もしも自分の怪我がどれくらい大きいものかと自覚できていれば、ここまで無茶することなんてなかっただろう。
痛みを感じないからこそ、自分の限界が分からない。
"自分が動けなくなるまで喧嘩ばかりだったようだ"
前に夜蛾から聞いた言葉が悟の頭をよぎった。
コイツは今までどれほどこういった状態を体験したのだろうか。
悟「…オマエは術師に向いてない」
このまま術師になったらいつか死んでしまう。
そう考えたら無意識に口から出た言葉だった。
灰「A！」
悟のその言葉のすぐ後に、医務室のドアが開いて七海と灰原が入ってきた。
悟は押さえつけていたAの肩をグッと一瞬強く握ったあと離し、七海たちと入れ替わるように出ていった。
すぐにAに駆け寄る灰原とは違い、七海は出ていく悟の雰囲気に疑問を持ちながら背中を見送る。
灰「ごめん…僕を助けたせいで」
『俺があと一歩早ければ良かっただけの話だ』
言葉には出さないが、気にするなといったようにまた寝返りをうったA。
『迷惑かけて…悪かったな』
Aにそう言われて、七海と灰原は顔を見合せた。
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彩(プロフ) - 織田作、、、。好きです!これからも頑張ってください！ (2021年8月21日 16時) (
レス) id: 95df5f81b7 (このIDを非表示/違反報告)
彩(プロフ) - 織田作、、、。好きです!これからも頑張ってください！ (2021年8月21日 16時) (レス) id: 95df5f81b7 (このIDを非表示/違反報告)
アコ(プロフ) - にゃんさん» またまたのまたコメントありがとうございます！六眼の持ち主は流石に笑いました(笑)ちょっとずつですが、更新していきますのでこれからもよろしくお願いします！ (2021年1月13日 0時) (レス) id: f73a02885d (このIDを非表示/違反報告)
にゃん - 実は私、六眼の持ち主でして、、アコさんは間違いなく持ってる側ですね←わかるんですよ私、最強なんで(( 笑笑とんだ茶番ですね、面白かったんでコメントまたまたのまた返しちゃいました！気長に待ってます〜頑張ってください！ (2021年1月11日 0時) (レス) id: 42196c1688 (このIDを非表示/違反報告)
アコ(プロフ) - にゃんさん» またまたコメントありがとうございます！え、もしかして気付いてないだけで私呪術師でした…？調子乗りましたスミマセン…(笑)冗談でもそう言って貰えてとても嬉しいです！！ありがとうございます！ネタ絞り出して頑張ります！ (2021年1月9日 3時) (レス) id: f73a02885d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アコ
| 作成日時：2020年12月21日 21時
