22.猫と忘れ物 ページ23
真琴を倒し、残っている二人を探しに走る遙と渚。
遙「これで残っているのは、凛とAだけだ。」
渚「うん！宗ちゃんと三人で囲めば楽勝…」
だが、走っていた渚の足が何かに引っ掛かった。
その瞬間大量の水が渚を襲う。
その光景を見て、似鳥と百太郎が驚きの声を上げた。
怜「あれは僕がさっき仕掛けたトラップ！」
大量の水に襲われ、渚は小学生のように泣き出した。
怜「ま、すべて計算通りですけどね！」
愛・百「いや、してないですよね？」
これで残りは凛とA、宗介と遙…2対2となった。
___…
『うーん、誰もいないな。もー疲れてきちゃったよ。』
そう言ってその場にしゃがみ込むA。
怜と別れてから敵を探しに移動したものの、辺りに人影は無く困っていた。
さっきまで明るかった空が、今は夕日でオレンジ色になっている。
そろそろゲーム終了の時間かな…なんて思いながら空を見上げた。
『…結局何もできてないし。宗介と別のチームだし。』
宗介に勝ったら何か一つ言うことを聞いてもらうという約束を完璧忘れている。
『みんなどこ〜？』
「ニャー」
『ニャー…？』
突然聞こえてきた鳴き声に反応し、見上げていた空から声のした方へ視線を移す。
するとそこには猫が一匹。
『わぁ！猫ちゃん！どこからきたの？』
しゃがんでいた体制からそのまま四つん這いになり、猫の真似をするように近付く。
あと少しで手が届くところまで近付いたが、Aが手を伸ばした瞬間に目の前にいた猫が逃げてしまった。
『あ！待って〜』
Aはそう言いながら四つん這いでハイハイするように猫を追いかけ始めた。
___水鉄砲をその場に置き忘れて
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かのい(プロフ) - めっちゃ面白です！続き作って欲しいです！！！ (2018年5月17日 17時) (
レス) id: 496fc58da6 (このIDを非表示/違反報告)
ぴかり(プロフ) - マジこの作品最高です！！宗介推しなので幸せです！！！ (2018年1月2日 21時) (レス) id: 93c4762313 (このIDを非表示/違反報告)
かほ(プロフ) - 素敵過ぎて大好きです続き見たいです！！！ (2016年12月24日 11時) (レス) id: ecda9cfb15 (このIDを非表示/違反報告)
マイ - ほんと面白いです！いっきに全部読みました！ありがとうございます！ (2016年12月13日 4時) (レス) id: 20749a2ad6 (このIDを非表示/違反報告)
あすか(プロフ) - この小説とっても面白いです！ 引き込まれます。できれば続編を読みたいです！ もし作ったら教えてください！！ (2016年11月11日 19時) (レス) id: 53627d6798 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アコ
| 作成日時：2016年4月1日 23時
