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どれくらい寝ていたのか分からない。
救護室で目覚めた私が1番に見たのは
さっきまで明るかったはずの、
星が輝く空だった。
「夜か…」
せっかく目が覚めたけど、
体を起こす気にはなれない。
ここまで来たらどんなに遅くなっても一緒だ。
もう少しだけ眠ろう。
もう一度目を瞑ろうとしたとき。
「Aちゃん?起きた?」
優しい声が心配そうに私の名前を呼んだ。
「え……
…宏光くん?」
「大丈夫?」
「…なんで宏光くんが?」
「Aちゃん、俺が抱きとめたの。
帰っても良かったんだけど、心配でさ」
「そうだったんだ…ごめんね。
こんな遅くまで」
「ううん。
目覚ましてくれてよかったよ」
そう言って「ふふん」って鼻にかかった声で笑った。
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作者名:None [ノン] | 作成日時:2018年9月19日 23時