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「ありがとう…宏光くん…」






止まったばかりの涙が宏光くんのあまりの優しさにもう一度溢れてきた。







「なーんで泣くのよ〜?」



「うっ、ごめっ」






止めようと必死に鼻をすするけど、

あったかい胸に抑えつけられて、

その必要はなくなった。






遠慮がちに髪を撫でる手が気持ちいい。









2回目の胸の中は、

あったかくて、

落ち着いて。







気付けば無意識のうちに、

こんなことを願っていた。









どうか…


少しでもこの時間が続きますように。









どうか…


ずっとこのままで。

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 北山宏光   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:None [ノン] | 作成日時:2018年9月19日 23時

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