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彼氏の涼とは、同じ大学のサークルで知り合った。
はじめてのサークルの集まりで隣の席になって以来、頻繁に連絡をとっては、色んなところに遊びに行った。
初対面の時からやけに気が合った私たちが、付き合うのにはそう時間はかからなかった。
涼の運転で連れてきてくれた夜景スポット。
一面に光の粒が広がる最高のシチュエーションで
「俺ら付き合おう」
ってそう言ってくれたんだ。
後にも先にもない、
あれが涼が私に言ってくれた愛の言葉。
今は一人暮らしの私の家に入り浸る形で、
半同棲状態だ。
些細な喧嘩はするけど、
基本的に優しい涼に甘やかされた私は完全に安心しきっていた。
きっとこのまま当たり前の幸せを抱えて、
当たり前のように一緒に時を過ごした2人は、
当たり前のように結婚するんだって。
そう思ってた。
思ってたのに…
それは私だけだったらしい。
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作者名:None [ノン] | 作成日時:2018年9月19日 23時