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そこには

よく病院もののドラマで見るような
たくさんの管に繋がれた健永がいた。


悠ちゃんが一歩ずつ近づくけど、
私は遠くから眺めるだけ。



目の前の状況が現実かどうかもわからなくて、
立ち尽くす。





そこで健永ママが話し始めた。



「舞台の稽古中に、高いとこから落ちたみたいでね。
打ちどころが悪かったみたい」


「そんな…」
悠ちゃんの落胆した声が聞こえた。



「いつ意識が戻るかもわからないの。
明日かもしれないし、来週かもしれないし、1年経っても戻らないかもしれないし」


これから言われるであろう言葉に思わず息を飲む。


「一生このまま…このまま…かも…しれ…」

ママは言い切る前に泣き崩れた。





「ねぇ、大丈夫だよね?
すぐ起きるよね?」



信じたくない言葉に冷静さを失った私は、
ママの両腕を掴んで訴えるように詰め寄る。






「大丈夫。健永は強いもの
これぐらいどってことないよ」




俯いていたママは私とは目を合わすことなく
どこか違うところを見つめて、

遠い目でそう言った。

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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 千賀健永 , 北山宏光   
作品ジャンル:恋愛
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None [ノン](プロフ) - ともさん» お待ちしてます! (2018年1月31日 10時) (レス) id: 3739193e39 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - ボードからでも大丈夫ですか? (2018年1月30日 16時) (レス) id: 7b359c6e4c (このIDを非表示/違反報告)
None [ノン](プロフ) - ともさん» ご期待に添えるか分かりませんが、お話だけでも聞かせてくださいm(_ _)m (2018年1月30日 16時) (レス) id: 3739193e39 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - はい、そうです! (2018年1月30日 16時) (レス) id: 7b359c6e4c (このIDを非表示/違反報告)
None [ノン](プロフ) - ともさん» 藤ニカで新しいお話を書くってことですか?? (2018年1月30日 15時) (レス) id: 3739193e39 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:None | 作成日時:2018年1月22日 12時

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