67 ページ18
「誕生日なのに出すなんて許さない!」
て言ってくれた北山さんに甘えて、
ご馳走になっちゃって、
さらにホテルまで車で送ってもらうことに。
1人で寂しく過ごすところだったのを救ってもらったうえ、
海にもあんなステキなお店に連れて行ってくれて、
さらに送ってもらって…
至れり尽くせりだ。
「ありがとうございました。
楽しかったです」
「こちらこそ。ありがとね」
たわいもない話をしていたら
ホテルまでの道はあっという間で。
「気をつけてくださいね。
ありがとうございました」
車から降りた私は、
窓から顔を覗いて北山さんに話しかけていた。
.
そんな時
「A?」
後ろから私を呼ぶ声がして振り向くと
「…健永?」
「なんで…ミツといるの?」
「えっと…」
「デートしてたの」
健永の問いかけに
なんて答えようか迷っていた私の声に、
北山さんの声がかぶった。
.
「お前がいらないんだったら、
俺がもらうよ」
健永と北山さん。
見つめ合う2人。
静寂が私たちを包む。
「じゃあね。Aちゃん。
おやすみ!」
大人な彼が静寂をやぶった。
健永にも
「明日朝イチだから寝坊すんなよ〜」
そう言い残して帰ってしまった。
「お、おやすみなさい!」
過ぎ去る車に向かって、
慌てて言ったけど、聞こえてはないだろう。
76人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
None [ノン](プロフ) - ともさん» お待ちしてます! (2018年1月31日 10時) (レス) id: 3739193e39 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - ボードからでも大丈夫ですか? (2018年1月30日 16時) (レス) id: 7b359c6e4c (このIDを非表示/違反報告)
None [ノン](プロフ) - ともさん» ご期待に添えるか分かりませんが、お話だけでも聞かせてくださいm(_ _)m (2018年1月30日 16時) (レス) id: 3739193e39 (このIDを非表示/違反報告)
とも(プロフ) - はい、そうです! (2018年1月30日 16時) (レス) id: 7b359c6e4c (このIDを非表示/違反報告)
None [ノン](プロフ) - ともさん» 藤ニカで新しいお話を書くってことですか?? (2018年1月30日 15時) (レス) id: 3739193e39 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:None | 作成日時:2018年1月22日 12時