とりっぷ先は魔法界！？ (ページ7)

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森を抜けようページ7

「あんたさ、なんでこんなとこにいんの？」

シリウスが私に聞いてきた

「.....えっと。(汗)」

そりゃ、そうなるよね

アハハと私は笑う

どうしよう、これから(泣)

『わーい☆音楽の授業より1000倍マシじゃーん♪』

なんて浮かれてる場合じゃなかったんだ

よく考えりゃこれヤバくない？

家ないし、金ないし、言葉もそんな通じない

親は勿論、友達だっていないじゃないか！！

ああ、これからどう生きていこう(T_T)

「えっ...どうしたの、いきなり滝汗なんて流し始めちゃって」

「ピーターみたいwwww」

「ぇえっ！？ぼ僕ぅ？！！」

若干...というかもろパニックに陥っていた私の脳にアニメーガス三人組の声が届いた

そうだ、ここはハリポタの世界

いざとなれば魔法でチョチョイとどうにかできる

それにジェームズ、シリウス、ピーターの三人に出会えたんだ

うん、全然ヤバくない←

むしろラッキーと思おう←

「ハハハww...じゃなくて君どうやってホグワーツに入ってきたの？」

『いや、分かんない...階段から落ちたと思ったらここにいた』

「そう...」

納得のいってなさそうな顔をジェームズはした

私だってよくわかんないよ！！

「まぁ...取り合えず校長の所に連れていこうぜ」

シリウスが髪を掻き上げながら提案

何したってイケメンだな

「そ、そうだね！困ったときはダンブルドア！」

ピーターが背伸びをしながらシリウスに賛成

ああ、将来はあんなのになっちゃうのか...はぁ...

「よし！そうと決まれば...
お手をどうぞ、レディ」

膝まずいてエスコートを始めたジェームズ

なんだお前は←

「...どうでもいいから、プロングス。早く変身しろよ。彼女をお前に乗っけりゃ城まですぐに行ける」

シリウスの意見に「ああ、そうだね！」とジェームズは姿を消し、変わりに一頭の雄鹿が姿を現す

ポカンと私はそれを見つめてつっ立っていた

シリウス、ピーターも姿を消しており黒い犬とネズミに変わっていた

雄鹿は背中に乗れとクイッと顎を動かし私を急かす

仕方なく乗った

うわぁ～プロングスの上に乗ってる～

ふわふわだぁ

グランッ

「へっ？」

私がふわふわを満喫するまもなく雄鹿は走り出した

「ああああああああ！！！！」

凄いスピードだ...それにすっごく...揺れるぅぅうううう

こ、これは乗馬よりキツいって

マジでリバースする