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※性的表現を彷彿とさせる表現があります
半ば引きづられるように連れてこられたのは私の部屋だ。ポッケから部屋の合鍵を取りだして開けた。
私の体を勢い良くベットに放り投げてその上から跨るように彼が乗った。スプリングが軋む音が部屋に響く。
「戻らなくていいの」
率直な疑問を投げかけると言葉を塞ぐように唇を唇に当てられた。いつもは徐々にゆっくりと慣らすように舌が侵入してくるのだが今回は違う。塞いだ瞬間にぬる、と舌が入ってきてすぐに私の舌に吸い付いた。
驚いて彼の体をパタパタと叩いてもビクとも動かない。どころか私の酸素を奪うように貪り続ける。
どんどんと苦しくなってきた。
数分間、彼の欲を一心に受け止めた後ゆっくりと離れる。どちらのものか分からない筋が名残惜しそうに唇を繋いだ。
「どうしたの」
「黙って。そのまま僕の思いどおりになって」
そう言いながら服の中にかれのごつごつとした手が入り込んでくる。いつもと違う触り方に思わず体が強ばる。やはりどこか乱暴だ。
首元に彼の口が近づいた。触れるのでは無く、吸い付くのではなく強く歯を立てる。痛みが全身に走り思わず悲痛の含む声が出た。
「いっ、た……」
―――
何となく、周りを見まわすとカーテンの隙間から差し込む光に気がついた。どれだけの間こうしてたんだろう。彼はまだ野生動物のように私に傷や跡をつけながら動き続けている。
「おはようございますなの！」
彼はびくりと驚いたように震えた。もう、エマが来る時間なのか。私は返事を口を開いたが喉が渇いてちゃんとした声しか出なかった。
ノートンはすごく動揺した様子で私から離れる。首周りについた痣を見つめて泣き出しそうな顔をする。
「……ごめん」
「なんで謝るの。ノートンがこうしたかったんじゃないの？」
「普通は、嫌なんじゃないの」
彼は急いで自分の衣類を纏い私の服を着せようと動く。しかし、一切力の入らない体は服を着ることすらままならない。
「ねぇ、君はなんで怒らないの。受け入れてたの」
「だって、黙ってろって」
「君は……なんで……」
そう言いながら私と目を合わせるが少し脅えたような顔をして彼は焦ったような様子で部屋を出ていった。入れ違いにエマが入ってきて私の姿に驚愕する。
そりゃあそうだ。痣まみれ、跡まみれ。ボサボサとした髪も人に見せれるようなものじゃない。
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とびこ(プロフ) - 焼きそばパン粉さん» めっちゃ嬉しいです！最近全体的に更新滞ってましたがまた機会を見つけて作ろうと思います！ありがとうございます！ (5月31日 22時) (
レス) id: a150e1a772 (このIDを非表示/違反報告)
焼きそばパン粉(プロフ) - ここまで一気見しましたが、とてもおもしろい物語でした！特に女性ハンターやサバイバーとの絡みがとても好きで、ハンター問わずの女子会とか飲み会とかもっと見たいなと思っていたんです！もし、作者様のお時間がお有りでしたら、番外編！とても楽しみにしています！ (5月29日 15時) (レス) @page45 id: a4641315f9 (このIDを非表示/違反報告)
とびこ(プロフ) - 黒猫山さん» 毎パートコメントいただけて嬉しかったです。ずっと応援していただいてありがとうございます！次に行くか続編に行くかまだ決め兼ねているのですがそう言っていただけるだけで嬉しいです。 (2023年4月26日 8時) (レス) id: a150e1a772 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫山 - 完結してる！おめでとうございます！別の小説とか書くのであれば応援してます！ (2023年4月26日 6時) (レス) @page45 id: 3a62e4e3a3 (このIDを非表示/違反報告)
とびこ(プロフ) - 黒猫山さん» いつもコメントありがとうございます！！頑張ります！ (2023年4月14日 20時) (レス) id: a150e1a772 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とびこ | 作成日時：2023年4月13日 6時
